2007年3月アーカイブ

V15 Type III SAS

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V15 Type III(ジャンク)日が空いてしまいましたがオーディオネタ第3弾?アナログレコードです。約1年前にジャンクで手に入れたカートリッジ、V15 Type IIIを復活させた話。

1年前の記事、あの頃はPSE問題で持ち切りでしたなぁ…私の「仕事」先では未だに「家電のリサイクルにはPSEマークが云々」ってやってるし、、経産省が発表した「ビンテージリスト」はどうなったんだろうね?結局オーディオと楽器はほとんどOKってこと??ハードオフへ行くとPSEマークを貼付けたジャンク(安くない)が並んでいるし、萎えまくりです。。

…え、話を戻します、、MMカートリッジの名機と言われているらしい?SHURE V15 Type III、15年前から使っていたV15 Type V-MRの交換針が入手不能になったのでそれの代わりに?と思って入手した物ですが、こいつもメーカー純正の針は無くなっちゃったよ。が、しかし!Type IIIには国産の互換針があるじゃないか!?。

ということで、JICO(日本精機宝石工業)製のSAS(Super Analog Stylus)です。SASを選んだ理由は、何となくV15 Type V-MRや純正針VN35MRに近いかな?と…同じラインコンタクト針だしね。手作りで受注生産、パッケージには説明書とともに実測データもついていて(下の画像)非常に丁寧な造りです。定価は10,500円となってますが、9,450円前後で販売している店が多いようですね。末期の純正針より安い!しかも性能も純正よりいいらしい?日本の工業製品の良心を感じる一品ですね。

JICO SAS パッケージType IIIとりあえずセッティング!

早速セッティング…上の画像はとりあえず余ってたサンスイのシェルに付けてみたものです。現在はSL-1200MK3に付属していたシェルを細工して使ってるんだけど、やっぱ微妙だなこのシェルは…詳しい話は次回に書きます。そんなわけで今一つ本調子ではないかもしんない?Type III、しかし針を落としてみてビックリでしたよ!以下ファーストインプレッションを箇条書きです。

  • Type Vに比べてガツガツにガッツのある音!パーカッションの炸裂感やホーンの張りがスゴいです。何だこのバスドラの塊は!!?
  • 再びType Vに付け替えるとかなり引っ込み思案?の大人しい音、少し高音不足にも聞こえます。今まで聴いてたのはこんな音だったのか??出力電圧やインピーダンスの違いなのかType IIIの方が音量が大きいこと、Type Vの針が若干摩耗していること、シェルの違いなどもあるのかもしれません。
  • トレース能力はType Vの方が少し上みたいですね。Type IIIは時々ボーカルの「サ」行が歪む盤があります。例によって80年代の12インチシングルとかだけど…70年代のカートリッジにこれを望むのは酷かもしれませんね。
  • 上記「サ」行の歪みは、針圧を1.5gまで上げると(推奨針圧オーバーだけど)改善される場合があります。しかし!…針圧を上げたらType IIIの持ち味である高音の華やかさや勢いが一気に死んでしまうのが困りものであります。
  • 針先の形状が微妙に違うのか?最初に針を落としてリードインの溝にはまる時の音ですね、Type V(純正MR針)は「パチッ」と鋭い音がするのに対してType III(JICO SAS)は「ポフッ」みたいな、ずいぶん柔らかい音です。これはいいことなのか悪いことなのか!??
  • Type Vではちょっとショボさを感じていたカッティングレベル低めの古い盤も、Type IIIならゴキゲンに聴かせてくれます。一方カッティングレベルの高い盤はType Vの方がディテールや背景音など、うまく聴かせてくれますね。んー、究極の選択か??

以上、一般的に言われている「古い盤にはType III、新しめの盤にはType V」てのは、なるほどこういうことだったのかと、月並みなインプレッションでしたが……何だかんだ言うてType III(+SAS)の音、やっぱいいですね。70年代のロック・ソウル・歌謡曲などなど、まるであの時代にタイムスリップしたかのようなフレッシュな音で聴かせてくれますよ。勢い良く飛んでくる「音の塊」に身を任せた後で、あのSASの細いボロン・カンチレバーを扱うのは正直ちょっと恐いような気もするような?(笑)これだからレコードはやめられない。。

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iTunes-LAME

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オーディオネタ第2弾、iPodに入れる曲ファイルの話。

手持ちのレコードやCDから気に入った曲だけをボチボチと、MP3で圧縮して追加しております。現在のiTunesではAACが推奨されていますが、私はMP3派(笑)何だかんだ言って汎用性が高いですからね。万が一他のプレーヤーに替えたい!とか、車のオーディオにMP3 CDの再生機能があるから(iPod入手以降はあまり使ってないけど)とか、事情があるんですよ。。しかし音質は…?

昔作ったMP3を今聴いたら、やっぱ厳しいね。特にレコードから落としたやつ、高域の劣化が凄まじいです。最初は「聴ければいいや」的な発想で、iTunes内蔵のエンコーダ・128kbpsでテキトーに圧縮してたんですよ。私が思うに、レコード音源にはノイズ成分があるので(どんなに状態のいい盤でも細かい針音が入るものです)CD音源に比べて圧縮が難しいのではないか?と…幸いレコード音源は無圧縮のファイル(MacだからAIFFね)が残っていて、こちらはまぁ悪くない音なんで再度ノイズ除去等をやってビットレートを上げてエンコードし直したりと、やっております。

で、エンコードの方法なんだけど、iTunesのMP3エンコーダはあまり音が良くないっぽい?設定内容も今一つ「?」な所があるし…そこでこのソフトの出番ですよ。

MP3エンコーダの決定版、LAMEをMac版iTunesから使うことができるスクリプト・プラグインです。内蔵エンコーダより遅いけど、設定によっては高音質が期待できますね。アプリケーションファイルを(ユーザ名)/ライブラリ/iTunes/Scriptsに入れて、iTunesのスクリプトメニューから起動します。

iTunes-LAME設定画面
iTunes-LAMEの設定画面

さすがLAME、細かい設定ができるのがいいですね…て、コマンドラインしか使えないのかよ!?何ちゅう硬派なソフトだ…。

↑こちらで設定法を調べてみたけど、細か過ぎてわけ分からんなぁ…とりあえずレコード音源の圧縮にはこの設定を使ってます、、

-h -b 192 --lowpass 20 --highpass 0.015

CBR 192kbps、高音質(低速)設定。ハイパスフィルタはいわゆる「サブソニックフィルタ」ですね。レコードの反りなどによる極低音のノイズをカットするやつ。で、問題はローパスフィルタ。

iTunes内蔵エンコーダの128kbpsでエンコードした物は、無圧縮の物に比べて明らかに高域の伸びが足りないんですよ。恐らく15〜16kHzあたりでカットされてるんじゃないかと思います。160、192とビットレートを上げるに連れて高域が出るようになるので、フィルタの周波数も変えてるんだろうね……その辺はっきりと設定したいというのも、iTunes-LAMEを使う理由の一つだったりします。レコードには20kHz以上の成分が含まれているのでCDより音がいい、という都市伝説?しかし実際そんな超高域はほとんど入ってないという説もあったりなんかして…さらにうろ覚えですが1970年代頃の話?カッティングの際に15kHz以上を落とした方が音のいいレコードが出来るというのを、どっかで見たような気もする(多分70年代末期以降のレコードには、これは当てはまらないと思います)…まぁ44.1kHzでサンプリングしている以上、20kHzより上の成分はありえないだろう?と、こういう設定にしているんですが、実際どうなんだろうね??

今のところ上記の設定で問題無し、iTunes内蔵に比べて滑らかでレンジの広い音が得られるので十分満足なんですが、他にもCBRではなくてABRだとどうか?とか、フィルタの減衰幅は?とか、レコード音源に最適なエンコード設定、あったら是非教えてくださいです!!

そう言えば去年の今頃もオーディオネタやってたなぁ。そろそろレコード針を替えんといかんなぁ。ということで、次回は去年手に入れたまま放置していたV15 Type III(針無しジャンク)を復活させるぞ!の予定です…んが、こっちの純正交換針もいつの間にか販売終了だよ…となると、例の国産互換針を試すしかないか??

SENNHEISER CX300

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物凄く久しぶりの更新となってしまいました。3月ももう終わりに近いか…とりあえず「仕事」は一段落かもしんない。相変わらずやる気ないです、て、こんなこと書いちゃいかんな(笑)えぇと、仕事中以外はやる気ないです、と?orz……つかの間の「毎日がエブリデイ」です。だから毎日はエブリデイに決まっとるだろが!!!

すんません、、お詫びにオーディオネタを連発します。まずはずっと前から書こうと思ってた、iPodのイヤホンの話ですよ。

私が使っているソニーのMDR-EX90SL、これ音は結構気に入ってるんだけどもみなさんご存知の通り?音漏れが激しいんですね。カナル型(耳栓型)でありながらオープンエアー(昔からある、iPod付属品みたいなタイプのことね)並みに漏れるらしいと言われているけど、実はMDR-E888より漏れが大きいんじゃねか?と(開口部を指で塞いで試しただけなので詳細は不明)…んー音質や装着性が良いだけに何と言うか、いかにも最近のソニーらしい?非常に惜しい製品であります(笑)もっとも私は電車に乗ることはほとんどなく、徒歩のお供として使うのでほとんどの場合EX90SLで無問題なんだけど…やっぱ静かな(公共の)室内など、気になることもあるよね、ソレ用に音漏れの小さい「普通のカナル型」を、サブで用意しといた方がいいんじゃないの?

CX300とEX90SLということで、ゼンハイザーのCX300です。ヘッドホンでは有名な、ドイツの名門メーカー…つってもこれ、日本のメーカーのOEMなのね。私は某量販店で5,000円近く出して買ってしまいましたが、正直値段に見合う物なのかは謎…(コードがゴムのような素材でバヨンバヨンしてるし)amazonなどでもっと安く買った方がいいかと思います。実はクリエイティブやシャープなどがほぼ同型のイヤホンを、3,000〜3,500円くらいで出してたりしますorz

入手直後に早速チェック…なんじゃこりゃぁ!!低音強めでドンシャリ度高いとは聞いてたけど、どんだけだよ!?バスドラム、というか太鼓がボコンベコン響きます。ボーカルの「サ」行が「シャ」行になります…中域に近い低音と高音が強調されているっぽい?周波数特性のグラフで言うと、なだらかなM字になってるような感じですね。いやはや、トンでもない物を手に入れてしまったぜ?(笑

イヤーチップエージングで化けるらしい?との話も聞いていたので、iPod nanoで数時間鳴らしっぱなしで放置してみたら少しはマシになったものの、やっぱ癖が強いなぁ…イヤーチップや装着法を変えてみるか。イヤーチップは純正の付属品の他にソニーの「EXチップ(EX90SLと共通)とオーディオテクニカの物を試してみました。似たような形で互換性もあるのですが、微妙に形状や厚さが違うんですね。EXチップは純正に比べて低音が下まで伸びますが、高音の癖は少し強調されます。またオーテクは他の2種に比べてわずかに小さいのか薄いのか?控えめな音になります。装着法は通常コードを下に垂らす方法の他に、コードを上向きに出して耳の後に回す、いわゆるSHURE方式?がありますね。試してみた結果、私の場合はEXチップでSHURE方式が一番かな?…低音に深みが出て、ドンシャリながらもまぁ悪くはないかもしんない?もちろん耳の形状によって個人差がかなりありそうなんで、他の人にも当てはまるとは言えませんが…しっかしこれ、耳に入れる深さや微妙な角度の違いで低音の量が大きく変わるのね。やっぱカナルは難しいわ。。

さてEXチップ+SHURE方式で何とかなった?CX300、癖は今一つ抜けないものの、やはり低音が気持ちいいですね。それから高音の癖がいい方向に作用することもあるのか?ストリングスや女性ボーカルなどの雰囲気、時々ハッとする音を聞かせてくれることがありますよ。全体的にEX90SLよりもウォームトーンで、古い録音(60〜70年代)にもよく合います。多分EX90SLやMDR-CD900STを基準にすると無茶苦茶なバランスで鳴ってると思うんだけど、これはこれで楽しい…EX90SLが「普通に鳴る」からつまらない、と思った時に付け替えると、幸せになれることがあります…て、こういう使い方をするために買ったんじゃないんだけどなぁ(笑

んー、もうちょっと癖のない鳴り方の密閉型カナルはないものか…そう言えば同価格帯でオーテクのCK6ってのもあったなぁ、付属品でいろいろ遊べそうだ。いや、それならいっそのことサウンドハウスでER-6を買った方がいいんでねぇの?とか、悩んでしまいましたよ。いわゆる「イヤホンスパイラル」ですね(笑)でも悩んでいるうちに金がなくなっちまったから、まぁいいか。イヤホンを何本も買ったところで、耳は2つしかないわけだ。

ちなみにCX300のゴム系バヨンバヨンでいかにも絡まりそうなコードですが、意外とそうでもなかったりします。ソニーのコードも時には濃厚な絡みを見せますね(笑

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