前回記事の続き。アドエスのシステムフォントをArial+MS Pゴシックに変更したんだけど、どーうも完璧ではないって言うか、問題点もあるんだよね。暫定解決法とこれからの課題です。
Opera 8.7の表示の崩れを直したい!
フォントを追加・変更すると、Opera 8.xの日本語表示が「間抜け」になる件。あちこちで報告が上がってるけど、これといった解決策はないようで…。私もopera.ini (主に[Font.*]セクション) を弄ってみたりフォントリンクを見直してみたりとやってみたですが、Operaのフォントは訳分からんですなぁ。
特定のページだけ表示が崩れるという状態、崩れるページと崩れないページの違いは?…と調べたり試したりしてみたら、どうやら私の設定では、全てのページで常に「MS Pゴシックのみ」が指定されていなければならないみたいですね。他の英文フォントやSans-serifなどの設定が有効になっている場合に、表示がおかしくなっているっぽい?
そこでユーザースタイルシートを使って、無理矢理「MS Pゴシック決め打ち設定」してみました。
まずopera.iniに次の記述を追加
[User Prefs] セクション:
Local CSS File=\Application Data\Opera\styles\user.css[Author Display Mode] セクション:
User CSS=1
そして \Application Data\Opera\styles\user.css に以下の内容を保存します。
* { font-family: "MS Pゴシック" !important; }
これで多くのサイトは正常になると思うんだけど、まだ崩れるところがあるかもしんない?なぜか拡大・縮小で「間抜ける」ページもあったからなぁ…user.cssやopera.iniをさらに弄ってみるか?試行錯誤中です。
参考サイト:
- 【あどえす】Operaの日本語フォント処理の謎 (I live until I die. - by Kawasemi)
- 【あどえす】Operaのフォントを変えるんだ どんな手段を使っても (I live until I die. - by Kawasemi)
- Opera Mobile 8.65 Betaで日本語の表示がおかしくなる問題をなんとかする (ノヴム・オペラヌム)
ちなみに先日ベータ版が正式公開されたOpera 9.5ですが、こちらは逆にArial等の英文フォントを決め打ちしてやらないと、字間が詰まって読みにくくなることがあるようです。user.cssで解決出来るか?現在試用中。
Pocket Digital Clockのフォントも、Arialにしたい!
WILLCOM 03の影響を受けたのかは知らんが(笑)デカい時計が欲しいなー…と、ちょっと前にPocket Digital Clock(導入法はこちら)を入れたんですよ。右の画像(Today画面)上から2番目の段に表示されているやつ。
で、これのフォントなんだけど、元々は \Program Files\Pocket Digital Clock に専用のフォント (PDC.ttf) がインストールされるのね。で、それをリネームか移動で無効にしてやると、システムフォントが適用されるみたい…当然今回のフォント変更の後はArialで表示されると思ってたら、何だこれは?MS Pゴシックの数字部分か?…SkipTableで殺してあるはずなのに、他にも設定画面の一部などで時々顔を出すことがありますね。MS UI Gothicが出てくることもあるし、Windows XPと同じく?完全にシステムフォント変更するのは難しいようです。
それはともかくPocket Digital Clockだけでも、Arialで表示したいぞ。つまりArialをPDC.ttf化してPocket Digital Clockのディレクトリにインストールしてやればいいわけだが、これがうまくいかないんですよ。
まず "arial.ttf" を "PDC.ttf" に単純にリネームしたが、全く認識しない…。内部のフォント名も "PDC" にしなければならんのか?そう言えばメイリオの時からお世話になっているシカゴさんの記事で、リネームツールが紹介されてたぞ!と、早速 "ttfname3.exe" をダウンロードしてフォント名とおぼしき文字列を全て "PDC" に変えてみたけど、やはりダメ…今度は表示が全部豆腐に化けて出たよ。一応認識はしているということで、一歩前進か?設定が間違っている、 ttfname3.exe では変更出来ない箇所に問題があるということか?もう一度こちらのページを解読して、うまい方法を探してみたいと思います。