パソコン・デジタルモノ: 2007年1月アーカイブ

昨日の記事でWindows Vistaについて、中途半端な記述になってしまったので補足せねばいかんべや…つっても当方、近所の量販店にあった展示機(有名メーカー製)をちょっと触っただけなんで大したコメント出来ないんだけど、Home Basicが載ってるノートは動作が重いしHome Premiumが載ってるテレパソはまだまだ高いしで、正直なところ今パソコンを買おうとしてる人はVista入りにするかXPの処分品を狙うか?悩ましい所だろうなぁ、と。しばらく待てばHome Premiumがさくさく動くマシンが安価に出るはず?と思うけどね。

それからエクスプローラやOfficeのインターフェイスがガラッと変わってしまったので、XPにようやく慣れた?初心者は戸惑うこと間違い無しかと思います。パソコン教室とかどうするつもりなんだろうね?

さて当ブログでVistaと言えば「メイリオ」フォントであります。(→2006年11月4日の記事面白い記事を見つけたので紹介。

メイリオは複雑な漢字が崩れるらしい?とのことで、早速XP上のメイリオで試してみました!(枠のある画像はクリックで拡大)

書 貴 印 着 情

なるほど…「情」は12ポイント、「着」「貴」は12.5ポイント、「書」は14ポイントと、段階的に正常な形になるようです。ではもっと複雑な漢字ではどうなるか??

愛媛薔薇憂鬱

んー、何つうか「読めるけど漢字書けない」症候群?(笑)私は書き方が分からなくなったときは、パソコンで表示して拡大して見ることがあります。拡大しないと見えねぇよ!!

鳥烏

さすがに8ポイントまで縮小すると、判別が難しくなりますね。さて「鳥」はどっちだ!!?

以上、上記記事の内容を検証すべくメイリオの粗探しをしてしまいましたが、あえてここで反論?させていだたきます。Mac OS 9のOsakaフォントは、もっとひどかったぞ!

Osaka12pt

標準の12ポイント・ビットマップ表示を拡大した物です。これでも「読めないぞ!」という苦情は、少なくとも私は聞いたことがないですね。まぁOsakaの場合はビットマップだからしょうがないんだけど、メイリオはアウトラインフォントのくせに文字サイズで字形が変わってしまう…面白いレンダリングエンジンをお持ちですね(笑

余談。Vistaのフォントと言えばメイリオ!って言いながら実は「プロパティ」ウィンドウの中身など、一部XPのインターフェイスを引きずっている部分にはMS UI Gothicが残ってるのね。これは是非MeiryoKeフォントをインストールして、完全ClearType化すべきじゃないすか!?ということで、私はVista搭載マシンなど買えないので誰かよろしくキボンヌです(笑)…XPと同じ方法でいければいいなぁ。。

昨日のアップルの新製品発表、やってくれますなぁ。まずは日本でも発売された方から。

Mac/PCとテレビを繋ぐインターフェイスみたいな物?よく分からんがiTunes Storeで買ったビデオを大画面で楽しめるらしいです…多分日本ではあまり売れないんじゃないかな?アメリカではiTunes Storeでテレビ番組など売ってるらしいからそれなりに楽しめそうだけど、日本のガチガチのテレビ事情にはとても望めない(笑

それよりビックリだったのが携帯電話、iPhoneですよ!

iPhone米国アップルのサイトやGigazineの記事にあるムービーは必見。iTunesのカバーフロー(アートワーク表示)がグリグリ動いたり、Googleマップから電話をかけたり、それからアメリカの携帯電話は3人で通話が出来るのか?などなど、とにかくスゴい!こんなスマートなインターフェイスは初めて見ました。これぞ本当のスマートフォン!?手元にあるW-ZERO3[es]が一気に時代遅れになってしまいましたよ(笑

惜しむべきはこれまた「日本は蚊帳の外」だということです。通話・通信の規格が全く対応してないし…無線LANとBlueToothは使えるものの「画面のデカいVideo iPod nano」みたいな感じかかなぁ。そのうちマイナーチェンジでCDMAに対応して日本でも使えるようになるといいなとは思うけど、さてどこのキャリアが採用するか?…あそこしかないじゃん(苦笑)みたいな。しかし今回の新製品、何と言うか

日本だけ置いてけぼりを食らってないか?_| ̄|○

あ、それから社名が「アップルコンピュータ」から「アップル」だけになるみたいです。もはやコンピュータメーカーではなくなったアップルの行く先は、デジタル家電メーカーかそれともコンテンツプロバイダか?

アップルは10年前の"Think Different"キャンペーンでソニーの創業者、盛田昭夫氏をリスペクトしてましたが、今やそのソニーを丸ごと食っちゃいそうな勢いですね。iPodがウォークマンを食っちゃったように…。

昨年12月31日、iPod nanoのケースに関する記事で紹介したGollaのモバイルケースを、手に入れたぞGolla!!(お約束)

iPod nano用のMobile Capともう一つ、W-ZERO3[es]が入りそうな大きめの物ということでSport Lightを入手。某ネット通販で1個930円(送料込)まぁまぁお手頃価格?ファーストインプレッションをどうぞです。

Gollaモバイルケース

Golla Mobile CapとGolla Sport Light。カラビナにストラップがついて着脱自在となっています。


Golla Sport LightとW-ZERO3[es] Golla Sport LightとW-ZERO3[es]

Sport LightはW-ZERO3[es]にピッタリでした!

ただし、開口部のマジックテープは使えなくなります。クッション入ってないし大丈夫かいな?改造の余地ありかもですね。


Golla Mobile CapとiPod nano イヤホンを無理矢理入れてみる

Mobile CapもiPod nanoにピッタリでした…って、ピッタリ過ぎですよ。「イヤホンの入れ場がない」ってのは、本当だったのか…orz

長辺方向に少し余裕があるので、無理矢理イヤホンを押し込んでみました。うぐぅ、苦し過ぎる…。。

んー、イヤホンが入りそうで入らない(入れにくい)のは、惜しいですなぁ。開口部に固いゴムが入って狭くなっているのが原因のようです。よし、いっちょやってみるか!?

ゴムバンドを切っちゃえ! ジャストフィットです。

開口部の折り返し部分をめくると幅広のゴムバンドが現れます。両脇(画像の赤い矢印、継ぎ目とその反対側ですね)をハサミで切っちゃいます!

今度はジャストフィットだ!iPod nanoとイヤホンを思った通りに収納できるようになりました。

ゴムを切断した後のMobile Capは、以前ZEN NANO PLUSで使っていたケースと同じ感覚でサクッと収納できますね。折り返し部分にイヤホンが来るのでクッション性も良さそうです。しかし見れば見るほど「靴下」ですなぁ(笑

Gollaのモバイルケース、私が入手した物だけかもしれませんが思ったよりシンプル&チープな造りですね。ストラップなんか紐にストッパー付けただけやし(笑)いや、シンプルなのはいいんですよ。シンプルばんざい!…でもね、国内メーカーの厚いクッションが入ったデジカメケースや100円ショップのケースを見た後で見ると、どうなんだろう?…個人的には、これで1,000円弱ってのはギリギリ許せる価格かなという気もしないでもないような…?

それからGolla社のサイトにあるサイズの数値は、あくまで外形寸法のようです。少し余裕を持って大きめの物を選んだ方が良さそうですね。

以上、何はともあれ、いい買い物をしました!(笑

新春パソコン系覚え書き・第二弾。

昨年12月30日の記事で書いた、PodManagerで文字化けが発生の件。あれの原因が何となく分かりましたです。ID3タグの文字コードの問題なんだけど、恐らくこんなヘンな使い方してた人は非常に少ないんじゃないかなぁ…?

当方昨年末にようやくiPod nanoを入手したわけですが、iTunesはかなり昔、初期のバージョンからずっと使ってたんですよ。MacでMP3を作成・管理するにはこれしかないじゃん!みたいな。しかも昨年初めまでOS9使いだったりして…MacOS 9で動作するiTunesは2.0.4が最終バージョンですが私の環境、太古のPowerMac 7600(G4/420)では2.0.4がうまく動かなかったんで、1.1を使ってシコシコMP3を作っては溜め込んでました。

この時点で分かってたことは、どうやらMacのiTunesは他のプレーヤーと文字コードが違うらしい。そのままWindows等へ持っていくと化けるので、「ID3タグを変換」機能で変換した物をもう1セット作っておこう、というものでした。

…が、今回PodManagerの問題を契機にいろいろ調べたり試したりしたところ、今の環境ではその必要はないんじゃないか?…ということで、まずは参考サイトから。

iTunes初期の頃、5〜6年以上前のドキュメントです。上2つのページで挙げられているSoundJamとは、iTunesの前身となったソフトです。iPodやWindows版が出てここまで普及するとは思いもよらなかった頃の話。しかしややこしい内容です、何回か熟読したけど今一つ把握できない…とりあえず分かったのは

日本語ID3タグの文字コードにはShift JIS(ASCII)ISO Latin-1Unicodeの3種があり、プレーヤー(ソフト)によって対応が違う場合がある。

ということ…その後実際に試してみた結果から、各プレーヤーでの文字コード対応状況をまとめてみました。

(2008/07/13追記)

Shift JIS (ASCII) ISO Latin-1 Unicode
iTunes 1.1 for Mac ※1 ×
iTunes 7.0.2 for Mac (※2) ※1
iTunes 7.7 for Mac (※3) ※1
iTunes 7.0.2 for Windows ×
Windows Media Player 10 ×
Creative ZEN Nano Plus ×
iPod iTunesに依存? (※4)
PodManager ×
Pod野郎 (※5)


※1…「ID3タグを変換」機能で対応
※2…バージョン2.0.2〜7.6.2は同じ仕様らしいです。
※3…バージョン7.7で仕様が変更されたようです。
※4…曲ファイルとは別にライブラリデータを転送してるっぽい?つまりiTunesで表示されている内容がそのまま反映されるようです。
※5…ひょっとしたら、iPodのライブラリデータを読んでいるのかもしれない?(未確認)

つまりUnicodeにしておけば、ほとんどの環境で対応できるということですな、そしてUnicodeに対応してないiTunes 1.1を使い続けていた私が愚かだった、とorz...

ではShift JISやISO Latin-1でエンコードされたID3タグをMac版iTunesの「ID3タグを変換」で正しくUnicode化するにはどうすればいいか?↓こちらにヒントがありました。

そしてさらに分かったこと

  • 現在のiTunes(バージョン2.0.2以降)は、Unicodeが標準文字コードとなっている。
  • iTunes上でタグを編集、もしくは「ID3タグを変換」の「ID3タグバージョン」(2.2〜2.4)を設定することにより、iTunes上の表示に従ってタグをUnicodeで再構築することが出来る。
  • よって、iTunes上で文字化けしている場合はあらかじめ「文字列を変換」した後でタグを再構築する必要がある。

Mac版iTunesの「ID3タグを変換」ダイアログ

Shift JIS→Unicodeへの変換

  1. 文字列の変換」 - 「ASCIIからISO Latin-1へ」を実行する(文字化けが直る)
  2. 再度「ID3タグを変換」を開き「ID3タグバージョン」を設定する(iTunesデフォルトのv2.2、または2.3が良いでしょう)

ISO Latin-1→Unicodeへの変換

  1. そのまま「ID3タグバージョン」を設定する

ISO Latin-1→Unicodeへの変換 (iTunes 7.7以降)

  1. 文字列の変換」 - 「ISO Latin-1からASCIIへ」を実行する(文字化けが直る)
  2. 再度「ID3タグを変換」を開き「ID3タグバージョン」を設定する

こんな感じでいいのかな?間違いなどあったら指摘してつかぁさい。しかし改めて冒頭で挙げた古い資料を読んでみると、初期のiTunesの文字コード実装がいかにタコであったか、浮き彫りになりますなぁ。何でこんなソフト使ってたんだか…以上、恐らく多くの人には関係ない?覚え書きでした。。

新春パソコン系覚え書き・第一弾。

正月からちょっと焦った話…いや実は急遽、別室のパソコンにアクセス制限を仕掛けねばならん事態になりましてね。身内の問題だから余計に始末が悪い…って何のこっちゃ(笑

ということで?ウイルスバスター2007のファイアウォール機能を利用して、特定のサイト(ドメイン)へのアクセスをブロックしよう!の巻です。

  1. ウイルスバスター2007のメイン画面から「不正侵入対策/ネットワーク管理」画面へ移動、パーソナルファイアウォールの[設定]をクリック(図1
  2. プロファイルの設定」で現在使用中のプロファイルを選択して[編集]をクリック(図2
  3. 例外ルール(プログラム)」タブをクリック(図3)、プログラムリストから"Internet Explorer"を選択→[編集]
  4. 設定モード:詳細設定」の下にある[追加]をクリック(図4
  5. 設定の追加画面、図5と同様に「方向:送信アクセス処理:拒否プロトコル タイプ:TCPポート:すべてのポートIP設定 タイプ:IPアドレス」と設定。「ホスト名」にアクセス拒否したいドメイン(例:mai-u.x0.com)を入力して右の[名前解決]をクリック、下にIPアドレスが表示されたら[OK]をクリックして画面を閉じる
  6. 4. の画面に設定が追加された状態に戻るので、設定リストに最初からあった「許可」の項目を右側の矢印ボタンを使って一番下まで移動する(図6これをやらないと設定が有効になりません。要注意![OK]で画面を閉じる
  7. 他のブラウザ(Firefoxなど)も使用する場合は、3. の画面から各プログラムで同様に設定を追加します。
図1 図2 図3

図1 - ウイルスバスター2007・パーソナルファイアウォールの設定

図2 - プロファイルの選択・編集

図3 - 「例外ルール(プログラム)」タブ

図4 図5 図6

図4 - 例外ルール・追加前

図5 - 例外ルールの詳細設定

図6 - 例外ルール・追加後

補足

  • 設定を変更されないようにパスワード機能を併用すると、さらに効果的でしょう…えぇと、パスワードはむやみに人に教えるもんじゃありませんよ(笑
  • 複数のパソコンで同様の設定をする場合、もしくはバレないように素早く設定したい場合?「インポート/エクスポート」の機能を利用すると良いでしょう。設定後に図2の画面から「プロファイルのエクスポート」で設定内容をファイルに保存し、それをLANなどで別マシンに送って「プロファイルのインポート」します。私はあらかじめ自分のパソコンで動作を確認した後でこの方法を使ったのですが、なぜか図6の画面で対象プログラムを再設定しなければならなかった…パスは同じだったような気もするんだけどなぁ…謎です。

以上、うまく使えば子供が使うパソコンなどにも利用できるかもしんない?…多分。しかしこの設定、ウィンドウがパカパカ開いてややこしいことこの上無しですなぁ…ったくこれだからWindowsは…つったら痛いマカーみたいで何か嫌な感じですが(笑)あくまでウイルスバスターの問題として、改良の余地ありだと思います。え?セキュリティ上あえて改良してないって?…それもあるかもしんない。。

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