前記事で予告しちまったから、一応書かねばならんか?
先日っつか2〜3週間ほど前になるんですけども、「電子タバコ」なる物を入手しまして、こりゃスゴい製品だ!と感動しておったわけですよ…以下、基本構造を簡単に説明しますです、
電子タバコ(RN4081, シンプルスモーカー)の分解図。左からバッテリー(気流スイッチ付き)、アトマイザー(噴霧器)、インナーカートリッジ(正式名称ではない)、カートリッジとなっています。
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インナーカートリッジ(右)内部の綿にリキッドを染み込ませ、アトマイザー(左)に密着させて加熱し蒸気を発生させます。
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バッテリー部には小型のリチウムイオン電池と気流センサーと制御回路が内蔵されているらしい?カートリッジ側をくわえて吸い込むと気流センサーによって電源が入り、アトマイザーにあるヒーターでリキッド(香料が入った、主にグリセリンベースの液体)を蒸発させるという仕組みですね。この蒸気がタバコの煙に近い粒子サイズになっていて、タバコと同じようにモーモー吐き出せる…うまいこと考えましたなぁ。
てか、これってタバコなのか!??…煙を吸うのと蒸気を吸うのは、大きな違いだからね。タバコに特有のタールや一酸化炭素を含まないので、肺が真っ黒になる心配も無し。むしろ耳鼻科等に置いてある、ネブライザーに近い物のような気もするのだが…でも甘口ながら吸った感じはタバコに近いし、調子のいい時はアホみたいに煙、じゃねぇや蒸気が出るから面白いね。リキッドの入れ方やメンテナンスなど、コツのいるところもあって不安定なのがアレなんだけども、まぁチャイナクオリティだからね。
電子タバコは元々中国で開発された物で、本体はほぼ全てが中国製。国産の電子タバコなんてもんはありません。私は国内向けパッケージの「シンプルスモーカー」なる物を1万円ちょい出して買うてしもたけど、これは"RN4081"という型番で、中国では半額以下で買えるらしいですね。(他にも『スーパーシガレット』『トウキョウスモーカー』など、同じ型を採用した国内販売品は多い)個人輸入で買えばもっと安くて性能の良い物が手に入るらしい?あちゃー、やられたな。ということで上記Wikiより、日本語(日本円)で買える海外ショップ。
国産リキッドやOEM製品など、特に気合いの入っている?国内のショップ。
電子タバコの安全性について。やっぱ中国製だからねぇ…
不凍液成分ってのは過去に「偽グリセリン」として医薬品に使われ問題となった、アレですな。電子タバコ愛好家の間では「本物のタバコに比べればずっと安全だろう」ってことになってるみたいだが、ちょっと不安ですなぁ…詳細情報を探しています。まぁ国産リキッドで吸う分には大丈夫だろう?と。
そう、上記記事では電子タバコ自体に問題があるかのように書かれてるけど、要はリキッド次第なんですね。リキッドによってはもっと危険な物も出来るし、逆に医療用途やサプリメントみたいな感じで活用出来るかもしれない…構造的にはタバコじゃないのに「電子タバコ」として売り出したから、こうなっちまったのかなぁ?思えばニコチンやタール等有害物質を多く含んだタバコがコンビニで簡単に買えるのに対して、電子タバコは通販や個人輸入でなかなか手に入らないのもおかしな話、電子タバコがタバコの代替品として普及したら、困る人もいるんだろうねw
しかし電子タバコを開発した中国人はスゴい!単なるタバコの代わり、禁煙グッズの一つとしてだけではなく、新たな嗜好品、毒にも薬にもなる?大きな可能性を秘めた、実は人類の偉大なる発明の一つではないかという気もしてきました…と言ったら大げさか?あとはチャイナクオリティさえ何とかなれば…国内のショップには、もっと高品質で安全で旨い電子タバコを求めて、頑張って欲しいですね。
これからアジアのメーカーが新しい製品を開発して市場を開拓していくという動きは、高まっていくと思います。(ネットブックも台湾発祥だし)日本は規制だらけだし経営者の頭は固いしで、もうグダグダだからね。そこで日本人が出来ることは何か?品質向上など、貢献出来ることはあるのか?など、そういった点でも注目しております。
えらくデカい話になっちまったが、BlueCigか煙屋で電子タバコをもう1セット、M401か510あたりを買いたいな〜と思っとる、電タバ中毒?の戯言でした。