オーディオ機器の最近のブログ記事

DENON DP-1600

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DP-16002年前に入手したDENONのレコードプレーヤー、DP-1600を今ごろ引っ張りだして整備したので、軽〜く紹介してみますです、

DENON DP-1600について

DP-1600は1977年頃の製品、DENONが「デンオン」と呼ばれてた時代の物ですね。今は「デノン」と呼ぶらしいが、どっちでもいいや。(→関連記事

しかしこの頃のDENONは、硬派なメーカーだったんだねぇ。レコードプレーヤーはあくまでフォノモーター・アーム・キャビネットの組み合わせという形で、フォノモーターを基準に型番が決められていたようです。DP-1600は単品フォノモーターDP-1000をベースにした物、古い資料を漁ってみたら、DP-1000とDP-1700(DP-1600のキャビネット違い?)が載ってたので貼ってみます、、

DP-1000,DP-1700
(ステレオ芸術 ベスト・ステレオ・コンポ'77 ラジオ技術社刊 1976年12月25日発行)

他にも大理石キャビネットの"DP-1800"、さらに上級のフォノモーターを採用した"DP-3xx0"、"DP-5xx0, 7xx0"などなど、あったようですね。

DP-1600の各部紹介

DP-1600操作部

ターンテーブル操作部。プラッター裏面のストロボスコープを反射して表示させるようになってます。クォーツロックではないので、念入りに調整しなければなりません。

磁気サーボ検出部

DENON独自の回転検出機構。プラッターに記録された磁気パターンを、カセットデッキのようなヘッドで読み取る構造になってます。ここの読み込みがバカになったら、モーターが全力で暴走するんだったっけか?

プラッターを外したところ。

プラッターを外したところ。ストロボスコープの50Hz/60Hz切替があるところは、芸が細かいですなぁ。フレームはプラスチックのように見えて、実はアルミダイキャストだったりします。70年代DENON製品に手抜き無し!!?

アームベース

アームベース周辺。スマートで精度の良さそうな?デザインですなぁ。

アーム高さ調整部

アームの高さはベース部背面の2本のビスを緩めて、上下にスライドするだけでOK、シンプルですなぁ〜。と思ったら、高さと同時にアームベース全体の角度も動いてしまうんですね。アンチスケーティングの動作に不具合が出ないよう、慎重に調整する必要があります。

底面

底面カバーを外したところ。キャビネットは約22mmの厚手の合板が使われていて、しっかりしてますね。写真には写ってないけどダストカバーもSL-1200より厚くてズッシリ重いです。モーターもデカいし、良機の予感?…単品のDP-1000とは若干レイアウトが違うみたいだが、メインスイッチのレバーはは2つのマイクロスイッチを押し込む構造になってるんだね。道理で感触がいいはずだ…。

トーンアームケーブル

トーンアームのケーブルはなんと、5ピンのコネクターで接続されてます。かつて単品の高級トーンアームでよく使われていた規格ですね。ケーブル交換を考えたが、現在売られている物は高価なハイエンド品しかないし…コネクターの部品が手に入れば、自作してみてもいいかなぁ?

インシュレーター死亡。

底面カバーを元に戻そうとしたら、インシュレーターがうまくはまらない!よく見たらゴムが腐って陥没しとるやんけ!!とりあえず「脚無し」で稼働して見るか…。

audio-technica AT6006 Safety Raiser

AT6006 Safety Raiserアームベース周辺についている、謎のパーツです。マニュアルプレーヤーで演奏終了時に自動的にアームを上げてくれる、外付けオートリフター。これがあればレコードを聴きながら眠ってしまっても、針を痛めることがない?便利グッズですね。

リフターを押し込むと黄色いピンで引っかかってロックされる、レコードの演奏が終わったらアームが黄色いピンを押してロック解除→アームが上がるという構造。赤いピンはリフターを動作させない時に使うんだっけ?うまくいけば確かに便利だけど、調整が難しいのが弱点です。盤によってリフターが上がらなかったり、あるいは曲の途中でいきなり上がったりと、キワドいですなぁ。他のプレーヤーでも使ってみたくなったが、とっくの昔に?生産終了、ヤフオクではいい値段で取引されているようで…。

音質は…?

とりあえず設置して音を出してみた…以外と悪くない?中低音に芯があって、しっかりした印象です。高域は控えめながら、立ち上がりがなかなか良い。ただ、やっぱ古い音だなぁ〜。中高域に独特の歪み成分があるのか?(盤や針の不具合によるトレース歪みではない)ボーカルが妙に生々しく聞こえることがありますね。これぞアナログサウンド!味がありますなぁ〜…ということにしとくか?w

JICO SASは、やっぱじゃじゃ馬ですなぁ。オーバーハングやアンチスケーティング等、調整が非常にシビアです。ちょっと間違えば針が飛ぶ飛ぶ!このプレーヤーにはちと役不足か?(役不足の意味は、多分間違ってないと思う…)

カートリッジは今年に入って復活させた V15 Type IV、これしか試してません。つまり2年前にハードオフのジャンクコーナーに並んでいた、あの組み合わせに戻ったということですね。プレーヤー+カートリッジで5,000円、交換針が約1万円、合計15,000円前後でこれだけの音が出るか!ジャンクオーディオは素晴らしい!!?

V15+SL-1200MK3続報

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先日の記事よりType III/IV SASで歪む盤がある件は、アームの調整不良によるものと判明。SL-1200ユーザーのみなさん、アーム上部、水平方向のピボットが緩んでませんか?根元の可動部を指先で軽く揺すってみると、ガタガタしませんか?ピボットのビスを締めてガタが無くなる位置にすればいいのだが、あまりお勧めはしないでおこう(笑)…やっぱSASは、調整がデリケートだね。

アントレーのシェルは、結局指掛けのゴムを剥がしました。ゴムは簡単に剥がれたが、接着剤を除去するのが大変だった…前より芯のある音になったね。でもあくまでType IIIより落ち着いた感じを保っているのが、面白いね。

ターンテーブルシート、以前いろいろ試した時にコルクシートがいいや!とそのまま使ってたけど、やはり高さが足りない…Type Vだと問題ないんだけども、何故かType IIIやType IVではカートリッジ側が下がってしまうんですよ。

そこでホームセンターで3mm厚のゴムシートを入手。発泡でもハネナイトでもない、少し固めの天然ゴムです。30cm角のドンピシャサイズで598円だったか?こいつを丸く切ってコルクシートの下に敷いて、ゴム+コルクの2枚重ねにしてみました。

うぉっ、随分キレのいい音になりましたなぁ。低音がタイトで弾ける感じ、まぁゴム臭いっちゃゴム臭いんだが、高音のディテールも素晴らしい!ちょっと聞き疲れしそうな気もするんだけどね、決して情報量が落ちることはなくレンジが広がった感がある、、とりあえずType IVならこれでOKかということにしときます。

以上ざっと続報、アナログオーディオはキリがないねぇ。

V15 Type IV SAS

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もう2年近く前の話、ハードオフのジャンクで捕獲したカートリッジ、V15 Type IVの交換針をやっと入手したので、報告します。

V15 Type IVは1978年に発売されたカートリッジ、純正の交換針はとっくの昔に販売終了となってますので当然国産の互換針、今回もType IIIの時と同じく、JICO(日本精機宝石工業)製のSAS(Super Analog Stylus)にしました。型番的には「VN45HE(超楕円)互換」となってますが、針先の形状から「VN45MR互換」と言ってもいいか?

音質は…?

第一印象は「随分落ち着いた、マイルドな音だなー」Type IIIのようなゴリゴリした押し出し感は少なく安定感のある重低音、高音はパッと聴き曇りがちに聞こえるけど、よ〜く聴くと実に色っぽい音を奏でますね。ピアノの音がカラフルやわぁ〜。クラシックや弦楽器主体の音楽も、これなら十分楽しめるのではと思います。Type IIIのSASと針先はほぼ同じ物だから、実際聴き比べると微々たる違いだけどね…ここでType Vに替えると一気にパワーダウン?どこまでも広がるフラットな音ですよ。一言で言えばType IVは、Type IIIとType Vのいいとこどり?力強さを残しながらも繊細さを醸し出していて、各楽器の音がハッキリと分離している…個人的には一番安心して聴けるかな?まぁ針が新しいからいいように聞こえるのかもしんない、さらにヘッドシェルが全く違うから、当てにならない比較かもしんない…?

今回Type IVの針を入手したのは、Type IIIのSASで一部ボーカル等が歪む盤が出てきたから…針が摩耗してしまったか?ということなんだけども、Type IVでも歪む盤は歪むねぇ。Type Vの純正MR針では問題なく再生出来るので、針先の違いによるものかもしれません。針圧を1.5gにすれば改善されるから、まぁいいか?Type IIIのように針圧を上げても音がヘタレないのは、いいですね。

シェル取り付け部の謎

シェル取り付け部Type IVのシェル取り付け部をデザインしたヤツ、ちょっとここに座れ。何でこんなトンネルを掘ったんだ?…と、問い詰めたくなる形状(笑)とにかくビスやナットを装着して締め付けたり微調整したりってのが、非常にやりにくいんですよ。

そこでアルミテープを細く切って、トンネルの両脇に貼ってみました。ピカリングのシェルに付いていた六角のナットを使ってナット側が回転しないように固定、あとはビス側を締めるだけでOKです。Type Vは付属の六角ナットで同様に固定できる構造になっているから、恐らく改善要望などがあったんだろうね。当方、カートリッジ本体とシェルをしっかりと固定でき、且つ微調整がやりやすいことを最優先としておりますので、別にこのままでも難しくないもん!という方、またアルミテープによる音質の変化を気にされる方には、特にお勧めしてませんのでよろしくです。。

アントレーのシェルの謎

シェル上部今回はType IVについてきたアントレーのヘッドシェル(ES-10)をそのまま使用、アルミ削り出し?のしっかりした造りで、当時は評価が高かった物らしいんだけども、これがまたよく分からん、、

指掛けが分離式になっていて、シェル本体との間に青色のゴムが入ってます。ここで振動を吸収する意味があるんだかどうなんだか?おまけにカートリッジのビスをしっかり締め付けると指掛けからゴムがはみ出して、何かみっともない(笑)…このゴムはへたってるから剥がしてしまった方がいいのか、それともあまり締め付けないで使うものなのか、それともこんな高級なシェルは、私には使いこなせません!ということで、ピカリングのやっすいシェルをもう1個調達した方がいいのか??どうなんだろうね?

ダイナミック・スタビライザーの謎

Type IVとType Vについている、針の前方に降ろす小さなブラシです。反りの大きい盤等でノイズを抑制し、トレースを安定させる効果があるらしい?Shure社の説明によると「針圧およびアンチスケーティングを1.5gにセットすると、ダイナミック・スタビライザーが0.25gを吸収して、実際の針圧は1.25gになる」という、何ともトリッキーな仕様になってますなぁ。

問題はこれを使うかどうか?…Type V特に後期の針では音が激しく濁るというか、グジョグジョしたノイズが入って使い物にならなかったんですよ。今回のType IV互換針ではどうだろう?と試してみたら、グジョグジョこそないものの、どーうも無音部のノイズが気持ち悪いね。おまけにブラシが溝をトレースする音が聞こえたりするし(笑)やっぱダメだ?いや、ひょっとしたら役に立つ盤もあるのかもしれません。

JICOさんパッケージしっかりしてください!

SASケース2年前に入手したType IIIのSASには「説明書」「ご挨拶」「実測特性表」の3枚の紙が入ってましたが、今回は1枚だけになってますね。特性表がない!と思ったが、裏面に貼ってあったので安心。無駄がないのは、いいことだね?

それより針が入ってるケース、丸いドームの中にあるタマゴ形の小さいドームが外れて、針本体がコロコロ遊んでおったぞ!もっとしっかり固定できるようにしてもらいたいですなぁ。

JICO SASは現在新品で入手できるV15シリーズの互換針の中では、恐らく最高品質のものだと思います。こだわりの手作り品でありながら、近頃ボッタクリ気味な?ハイエンドオーディオとは程遠いリーズナブルな価格設定がいいですね…JICOさん、これからも作り続けて、アナログオーディオ文化を支えてください!!

マカーに朗報ワロタ

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MacKeyHoleTVワロタ

ついに出たかMac版KeyHoleTV!!…え、詳しい説明は省きます。P2Pテレビ、ワンセグいらず?とも言われてます、軽いソフトなので一度お試しあれ?

しかしこのMac離れしたUIと、Dockに入れたら浮きまくりのベタベタなアイコンにはワロタよ。あえてWindows版やWindowsMobile版と同じにしてあるんだと思うけど、早速2ちゃんで叩かれてましたなぁ。こういう細かなUIにこだわるところが、マカーだね。まぁ軽さが取り柄のソフト、UIが良くなった代わりに重くなったり複雑になったりするのは嫌だから、基本このままでいいんじゃないかと思います、

ちなみにWindowsMobile版はアドエスの無線LAN接続で、途切れながらも何とか視聴可能。寝ながらチョイ見には、使えなくもない?

新しいiPod ShuffleiTunes 8.1ワロタ

iPod Shuffle!いくら何でも割り切り過ぎだろ!!付属イヤホンに超小型リモコンを内蔵?(昔パナソニックにこんなリモコンあったなぁ)てことは他のイヤホンは使えないのか?リモコンつきアダプタが発売予定らしいけど、あまりデカかったら台無しだね。

曲名表示の代わりに音声ガイド(VoiceOver)で、14カ国語でしゃべるらしいです。Mac OS Xに搭載されているVoiceOverと同じような感じかしらん…マカーの方はCommand+F5を押してみてください、私のヒヤリング能力では、ちょっと無理だ…?

iTunesは新Shuffle対応の他には、特に変化無し?と思ったら、パーティーシャッフルが"iTunes DJ"って名前になってます。iPhoneやiPod touchからDJに何かリクエスト出来るらしいが、持ってないからよく分からん。あぁ、またLocalizable.stringsを編集して、ジャンルを英語に書き換える作業が始まるお…。

Apple、今年後半にもNetbookをリリース?ワロタ

「安物ネットブックは出さない」って言ってたのにね。9.7〜10インチのタッチスクリーンが搭載されるかも?らしいです。てことはiPhone/iPod touchのデカい版みたいな、もしくはMacbookのタッチパッドを画面上に持ってきました、みたいな物になるのか?

ネットブックはあの価格・サイズでWindows PCとして使えるのが魅力なんで、最低限通常のMac用ソフトが動いてWindowsのデュアルブートが出来る物にはなってもらいたいですね?と、近頃割り切り過ぎのアップルへ一言。欲しいかどうかは別として、気になる一品です。

AKG K240 Studio

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K240 StudioとMDR-CD900ST家で使うヘッドホンの話。8年前にソニーのMDR-CD900STを買って、ずっとつこうてましたが、そろそろ違うやつが欲しいなぁ〜と。

実はMDR-CD900STを買った時から、気になってたメーカーがあったんですよ。AKGです。私が聴いたのはK501だったか?ソニーとは全く鳴り方の違う別次元の音、開放型で広がりがあって、気持ちええなぁ〜。でも値段がちょっと高かったのと、インピーダンスが高くポータブルオーディオに直結して使えないとのことで、断念してしまいました。

どうやらAKGの音はクラシック向きで、ロックやポップスには合わないらしい?んー、やっぱお呼びでないか…しかし欧米のレコーディングスタジオで古くから使われていて、割とオールジャンルいける機種もあるらしい?それが"K240"シリーズ…"We Are The World"のPVで、いきなりこれを着けたライオネル・リッチーが登場しますね。よし、次に買うヘッドホンはK240で決まりだ!でもCD900STなかなか壊れないんだよなぁ、まぁいつでも金が出来た時に買えばいいか?

…と思ってたところ、たまたま入った某量販店で"K240 Studio"(以下、"K240S")の展示品処分を発見。売価7,880円…同店の通常価格の半分以下だ!こりゃ買うしかない!と、いっちまいましたよ…。

ということで東西モニターヘッドホン対決?いやMDR-CD900STとK240S、どちらも有名なヘッドホンでレビューし尽くされてるから、今さらという気もするんだけども、独断のインプレッションを書いておきます。。

  • K240Sデカい!見た目もゴツい!その割には軽い!??耳にガッポリかぶせるタイプで、なかなか快適。CD900STは比較的コンパクトで、耳を押さえながらかぶせるような?形ですからね。どっちも装着感は良いと思います。
  • K240Sは遠くで音が響いているような感じ、CD900STは耳元でガツンガツン鳴ってる感じ…てのは、装着感や構造の違いによるものか??
  • CD900STに慣れた耳でK240Sを聴くと弱っちいドンシャリに聞こえ、K240Sに慣れてからCD900STに戻すと痩せた粗い音に聞こえます。でもどっちもしばらく聴くと好印象に変わっていくのが、不思議ですなぁ。
  • K240Sの低音について、「ウッドベースの音」っていうレビューをよく見ますが、なるほどー確かにボムボム言いますなぁ。リズムがとりやすいが曲によっては中低域が煩く感じることもある、でもかなり低いところまで出てますね。
  • K240Sは高音にも一癖あり?ホーンやストリングスがキラキラしてて綺麗です。女性ボーカルもバッチリ、生音ならこっちのもんだ!?
  • K240SはiPod nanoで意外と良く鳴るのでビックリ。「比較的アンプを選ばない」というレビューもありましたね。
  • どっちが聴き疲れしないか?と聞かれたら、個人的には何とも言えないなぁ。一般的にはK240Sの方が疲れないと言われてるけど、低音の「ボムボム」は結構破壊力あるからなぁ。

…んー、甲乙つけがたいが、同じスタジオモニターなのにこうも違うものかと?うまく使い分ける方法を模索中です。

しかし展示品処分のヘッドホンて…確かに安かったけど微妙だなぁ。ヘッドバンドにフックの跡がついとるしorz…でもパッドやその他は綺麗で、使用感はほとんどないんですよ。KOSSのPRO/4AAやゼンハイザーのHD595等と一緒に、マニアックなコーナーに置かれてた物だからねぇ…まぁこんなイカツい古めかしいヘッドホンを、ちょっと着けて聴いてみようって人は、そんなにおらんやろー、と思ったが、意外とネット上では「デザインがカッコいい」というのを目にするような?一般的に見てこのK240 Studioは、「ちょっと着けてみたいヘッドホン」になるのか?気になるところであります。

ちなみにK240Sはすでに生産終了、後継機として業務用の"K240 Mk II"、民生用の"K242HD"が発売されてますが、同店では今のところ展示する予定はないっぽい…?

品数多いんで、ごちゃ混ぜネタでお送りします。

新iPod & iTunes!

新しいiPod nano8月26日の記事まんまやんけ!でも「INFOBAR」はちょっと言い過ぎでした。あそこまで丸くはなかったか…むしろ細長でアルミチューブで、2nd nanoに戻ったような感じがします。まだ実物見てないから分からんけど。。当方2nd nanoの4GBでは容量が足りなくなりそうなんで、16GBのが欲しいなぁ〜と、指をくわえて見守る予定。

相性のいい曲を自動的に選んでくれるGenius機能、これこそ私が求めていた物だ!、と早速iTunes 8をインストールして試してみたけど、あくまでiTunes Storeをベースに動くみたいだね。Storeにない曲は無視される、そして邦楽ではそういう曲が多い?のが、ちょと残念。でもiPodに載ってたら、多分使うと思いますよ。てか、持ってない曲をStoreで購入ボタンとか、iPhoneの売り方もだけど、最近露骨に商売っ気を出し過ぎでねぇか?アップルらしくないぞ…?

とりあえず新nanoの実物を見たいぞ!と「仕事」帰りに寄ってみたら、嗚呼田舎の量販店…まだ3rd nanoが堂々と売られていましたorz (ちなみに生産終了が惜しまれているらしい?MDR-EX90SLは3つ在庫がありましたです。実は売れてない?…安くならないからねぇ)

ソニーのフルサイズデジ一眼!

キヤノンの前にソニーが出しちゃったよ!?

2,460万画素で約33万円、ほぼ予想通り?でしたね。頭が尖っていてゴツいぞ、フルサイズで手ぶれ補正だし、バッテリーグリップと合わせると物凄いボリュームだぞ!中級機、高級機と揃って、一眼レフにSONYのロゴも違和感なくなってきました。ファインダーへのこだわりに、ミノルタの遺志と古き良きソニーの魂を感じた…ってのは褒め過ぎか?

画質は…dpreviewにサンプルがあるけど、正直私の好みではないかなぁ?ノイズ処理がどうもアレな気がするのは、ニコン・キヤノンとは対照的にカラーノイズを残して輝度ノイズを消すというポリシーなのかもしれません。コニカミノルタ時代から、解像感よりも発色や階調を重視する絵作りだったからねぇ、、まぁこれはこれでいいのかもしんない?

やっぱセンサーを内製出来るメーカーは、コストパフォーマンスに強いね。この調子で、EOS 5Dの後継機を出さない(ティザーらしきもんはやってるから、近いうちに出るとは思うが)キヤノンを、どんどん煽ってやってください!!

auからもスマートフォン!

7月15日の記事で紹介した "HTC Touch Pro" が、auから出るらしい!?

au初のスマートフォンということで、料金プランはどうなる?がっかり独自仕様になるんじゃないか?と不安もあるけど、ここへ来て「iPhone包囲網」とばかりに、各社スマートフォンが揃ってるのが面白いですね。

iPhoneはケータイとしては売れなかった、失敗だ、敗戦だ!と言われてますが、日本のケータイを面白くする?とまでは行かなくても、少なくとも「スマートフォン」というジャンルをより強固にした功績はあるんじゃないかと思います。あくまで「スマートフォンはケータイとは別物」だけどね…怪しい外来種は隔離しろってことか?まぁ日本では別物にした方が、ユーザーにも優しいのかもしれません。

マイクロソフトから新世代マウス!

2年前に入手したロジクールのMX400がそろそろヘタって来たので、買い直そうかなぁ〜でもマイクロソフトからスゴいのが出るらしい?ということで、気になってました。。

青色LEDで接地面全体を照射かぁ、なかなか良さげだね。リンク先にあるExploere Miniは往年の「ナス型インテリマウス」をちょっとだけ思い出すデザインで、使いやすそうです。でもワイヤレスしかないし、79ドルと99ドルは高いなぁ。やっぱマウスは消耗品ですよ!!どこかMX400安売りしてない?

新製品出まくりで俺涙目。

新型iPod nano?

New iPod nano??一昨日からリークしている噂だが、元記事にあるようにどこまで当たるのかは不明。「何じゃこりゃ?INFOBARみたい」って言われてますなぁ。確かに今までのアップル製品にこういう曲面はなかったから、ホンマかいな?という気もするんじゃが、3rd nanoみたいにこりゃないだろ?ってのが製品化されたこともあったからねぇ…面白いので画像転載しておきます。来月あたり、iTunes 8.0とともに出る予定らすぃ、でも音質や選曲機能は相変わらずだろうね。2nd nanoがまだ元気ビンビンなので、買い替える予定は無し。

ソニーの新イヤホン

MDR-EX500SLあちゃー、先月EX90を買い直したばっかなのに、このタイミングで出るか!?EX700の下位機種にして、EX90/EX85の後継に当たる新製品です。EX700と同じように、ユニットを横向きに配置するデザインになったようですね。気になるのはもちろんEX500の方なんだけども、EX90の音質を受け継いでくれてたらいいんだけどなぁ。音漏れ低減は、あまり期待しない方がいいか?…EX90がアレレになったら買い替えてみるか?の予定。ってだいぶ先の話だな?

ところで「密閉型インナーイヤーレシーバー」の「密閉型」ってどういう意味よ?今までは振動板と耳(開口部)の間が密閉されているということかと思ってたけど、EX500を見ると振動板が外側を向いた状態で、そっちにも穴があいているみたいだね。どこがどう「密閉」なのか?分からなくなってきました。教えてエロい、じゃねぇやエラい人!!

ear tips

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イヤホンネタついでにちょっとしたTipsを紹介しますです、

イヤーチップが汚れてしゃーない場合

前回紹介しましたMDR-EX90SLのような、カナル型のイヤホンについているゴム製のイヤーチップ。あれ使い始めは耳垢がいっぱいついて始末悪いですね。でもそのまましばらく使うと、耳の脂で表面がコーティングされて汚れがつきにくくなるから、大丈夫ですね。

ぉえっ!そんなのいやづら。という人へ。

私は少量のオリーブオイルを薄く塗っております。汚れにくいし装着感も少しだけupするので、いいかもしんない?

ちなみに開口部付近についたゴミは、爪を引っかけてぱちんぱちん!と弾くと、綺麗に飛んでなくなることがあります。つか、耳掃除しろと?

耳への収まりがどーうも悪い場合

イヤホンを耳に入れて角度や深さなど、ポジションを微調整。それでもしっくり来ない場合は最後の仕上げに「耳を動かす」!…もちろん手で動かすのではなく、側頭部の筋肉を使うんですよ。

最近「俺って耳が動くんだぜ、ほらスゴいだろう?」って自慢する人を見なくなったのは、「だからどうした?意味あんのか?」って突っ込まれるからだろうね。でも大丈夫、これからはイヤホンを装着した時に、さりげなく自慢出来ますよ!出来る人には超オススメ、かもしんない…?

ただし自慢し過ぎは禁物?動かすのは2〜3回でOKです。2〜3回で緩くなったり耳から外れたりする場合は、イヤーチップ・イヤーパッドのサイズや装着法などを見直した方がいいかもしれません。

MDR-EX90SLその後

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EX90劣化早っ!?w

MDR-EX90SL2年前から愛用しているソニーのイヤホン、MDR-EX90SL(レビュー記事はこちらが、どーうも最近音が冴えないというか、左右のバランスが悪いことがあるというか、試しに開口部に軽く息を吹きかけてみたら(よいこは真似しないでね!)ペコッピキッと鳴って音が変わったりなんかする…こりゃ振動板が逝かれたな?と、新しく買い直しました。

早速新旧で聴き比べてみたら、新しい方は初めてEX90を聞いた頃を思い出すかのような?鮮烈な音なのに対して、古い方は高域落ちまくりでモヤモヤですやん!新しい方を10数時間エージング(というか慣らし運転)して再度比べても同じ…古い方は故障したのか劣化したのか?どっちかねぇ。

さて古い方はどうしよう?修理=半額で新品交換出来るか?でも標準価格の半分だから約6,000円もするのかぁ…このまま保存しておいて2年後に再度新旧で聴き比べてみるのも、いいかもしれません。もし新旧区別がつかなかったら、EX90は劣化が早いってことになるのかorz

新旧の相違点

ご存知の方はご存知の通り?EX90SLの初期型は中国製、現在出回っている物はタイ製となっています。以下、外観上の相違点。

原産国表示 イヤーチップ装着部

原産国表示。初期型はプラグに"CHINA"、現行品はケーブル分岐部に"THAILAND"の刻印。

イヤーチップ装着部。現行型(右)は脱落防止のために、本体側が広がって引っかかりの良い形になっています。

中国からタイに生産地を移したのは、何でだろう?ひょっとしてすぐに偽物が出るのが嫌だからってのもあるか?…あっちではEX90の他にもEX700やゼンハイザー、ボーズの製品など、偽物が大量に出回っているらしいですね、日本でもオークションで掴まされることがあるとか?…アイヤーさすが中国、何でもありですな!?

オーテクのファインフィットイヤーチップ

新しいEX90に付属しているイヤーチップ(EP-EX1相当・通称EXチップ)微妙にゴムが厚く固くなってないかという気もするような?…個体差なのか仕様変更なのか、ただ単に馴染んでないだけなのか??基本Mサイズなんだけども時々キツく感じることもある、でもSサイズは小さ過ぎてスカスカなんで、オーディオテクニカの新しい「ファインフィット」イヤーチップ(ER-CK50M)を試してみました。

イヤーチップ純正EXチップより直径がわずかに小さく、長さが1mmほど長く尖った形となっています。開口部ノズルが細くEX90本体への装着は少しキツめですが、内側に溝が切ってないので初期型EX90で使う場合は、脱落に注意した方がいいかもしれません。

ビックリしたのが音質…高域がカラッと華やかになり、ボーカルや各楽器がクッキリと浮き上がってきましたよ。低域の量感はあまり変わらないけど、実はかなり下の方まで出てないか?…超高域と超低域が持ち上がって、わずかに「上品なドンシャリ」化です。音場感もup、EXチップに戻すとベタっとした音に聴こえるし、こりゃファインフィットで決定だね。ついでにCX300にもファインフィットを付けてみたら、高域の癖が高い方にシフトして?かなりマシになりました。いいかもしんない。しかしEX90の後で聴くCX300は、相変わらずマッチョな音だなぁ(笑

以上個人的な感想、耳の形状などにより個人差が大きく出るかと思います。他にもイヤーチップの選択肢はいっぱいあるし、イヤホンオーディオって本当に奥が深いですなぁ。。

イヤホンとにいいイヤホンとか?

しっかし何でまたEX90買い直しなんだ?…新製品もいろいろ出てるし他の物を試してみようかとも思ったんだけど、安全パイと言いますか、扱いやすさと癖のない音、MDR-CD900STにはない音場感、散歩か部屋でボゲーっと聴くという用途(遮音性は必要ない)を考えたら、やっぱEX90しかないじゃん、と言い訳してみる…それだけ気に入ってるんですよ。

EX90以降に出た製品の中には、背面のアルミキャップや斜めにイヤーチップがついている形状など(大口径ダイナミックユニットでカナル型を作ったら、どうしてもこの形になってしまうか)デザイン面でEX90の影響を大きく受けたと思われる物が数多くあるのが面白いですね。中国でも偽物が大人気みたいだし?EX90のデザイナーは、ホントいい仕事したなぁ。今のイヤホンの豊富なラインアップを見ていると1970〜80年代、国内家電メーカー各社が高級オーディオ機器を出しまくっていたのを思い出しますよ。中にはコレ売れたのか?みたいな物もあったりしてね…数十年後に今のイヤホン・ヘッドホンを見て、こんな時代もあったねと、いつか笑える日が来るだろう…って中島みゆきの歌詞みたいだぜ!?

…現在気になっているのはCX300の代替としてCX400(癖が無くなってワイドレンジになっているらしい)と、フィリップスのSHE9700です。が、その前に家で使うヘッドホンも替えたいぞ!今度こそ脱・ソニーとなるか!!?そのうち次回に続くかもしんない。

関連記事

どもです、例のDVDと一緒に来た「仕事」でドツボってました。納期がいきなり伸びたり縮んだりする、始末の悪い「仕事」です(笑)何か物欲系のネタが溜まってますな…ポータブルオーディオ関連。

新しいipod!

面白いラインアップになってまいりました。iPod touchは、ウチではWi-Fi使えないからただのデカいnanoだな!?大容量HDDタイプはもう"Classic"呼ばわりかよ!そのうち棺桶に入れられなければいいんだがorz…それより新nanoのデザイン!カッコ悪い!いやデブかわいい!??でもしばらくしたら、これはこれでいいような気がしてきましたです…アップルマジックですなぁ。握りにくそうな形になったのが残念だけどね。iPhone→iPod touchの時にもちょっと思ったけど、あっちの人は日本のケータイ的に、片手で持って親指で操作したりしないのか?

てか、正直展開速過ぎて訳わからん。iPodはどこへ行く…?

当方旧nanoにいろいろ550曲ほど入れてるんだけど、全部まんべんなく聴くことはまずないんだよね…結局お気に入り200曲くらいをシャッフルで、またこの曲かよ!あー、そろそろ中身を入れ替えたいねぇ、でもプレイリスト全曲チェックするのマンドクセ−!という状態。。

んー何と言うか、iPodには音楽プレーヤーとして、曲選びの機能を高めて欲しいんですよ。HDDタイプで大量の曲を持ち歩いている人は、特にそう感じるんじゃないかなぁ。カバーフローはいいアイデアだと思ったけど、CDラックの前で何を聴こうかな〜と悩んでる状態から、前に進まないんですね。

例えばシャッフルで流れた曲から、今聴いてるのと同じアルバム・アーティスト、または関連するジャンルなどへ一発で飛べるとか?気分に応じて曲を選ぶ手助け、ヒントを提供してくれる機能があればなぁ…タグの情報だけでなく波形解析とかBPM検出とか、いろいろ方法はありそうです。そんなもん自分で選べ、もしくはiTunesのスマートプレイリストを活用しる!って言われそうだけど、その場で簡単操作、iPodに半分おまかせってのがいいんじゃないかと。

あ、そう言えば先日コメントいただいたfinetune、最低45曲のプレイリストを作らなければならんやつ、、あれテキトーに6〜7曲ほど選んだところで"I'm lazy"っていうボタンを押したら、似たような曲で45曲埋まってしまいましたよ。この中から足したり引いたりすれば、まぁいいか(笑)…こういうlazyさが、iPod+iTunesにもあればいいね。

調子に乗ってるぞSお兄さん!?

ディスコー!ディスコディスコー!(笑)←何じゃそりゃ?と思う人はクリック。歌って踊れる音楽プレーヤー、らしいです…いや〜、ソニーもすっかり「最先端の玩具メーカー」と化してしまいましたなぁ、?…イヤホンの新作出てますやん。

標準価格36,750円!いきなり高級機です。

開発者インタビューに「MDR-EX90SLは想像以上に売れて、1万円以上のイヤホンの市場を開拓した」?みたいなこと書かれてるけど、実はソニーも高価なイヤホンの存在に対して、懐疑的になってたんじゃないかと思いますよ。iPodが売れる前の話、8,000円のMDR-E888を「たかがウォークマンのイヤホンにしちゃ高杉、売れてるのか?」とか言われながら長い間ラインアップしていた過去がありますからね。そんなE888も今や「手軽にステップアップ出来る中級クラスの製品」になっちまったからなぁ…まぁ分からんでもない?

E888とEX90SLを永らく愛用、イヤホンに関しては未だソニヲタ?な当方の個人的意見。ソニーのイヤホンの魅力は何と言っても「扱いやすさ」ですよ!例えば右と左が分かりやすい、自然な装着感で着脱がしやすい、ってところね…(ついでに価格もあまり高くないので壊れてもそれほど痛くない、とか?)ハッキリ言って音質は「二の次」なんだけど(笑)上級機になるとその辺にも気を配っていて、非常にバランスの良い製品に仕上がっているんです…EX90SLが売れたのはそこにあるんじゃないかと。

しかし3万円台のイヤホンって、SHUREやUltimate Earsなどの海外メーカー製とガチンコ勝負ですなぁ。大口径のダイナミックユニットという他にはない構造、果たしてどんな音なのか?そしてソニーならではの「扱いやすさ」は健在なのか?気になりますね。

以上、新製品に駄目出しまくり終了。どうせ買えんし…orz

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