オーディオ機器: 2005年6月アーカイブ

6月8日の記事、ソニーのイヤホンを紹介してるやつですね、これもたま〜に見てくれる人がいるようなので、手元にある古い関連資料を貼ってみますです、、

(各画像はクリックで拡大します!)

MDR-E484カタログ画像

MDR-E484ってホワイトモデルもあったんですね。今もiPodで使ってる人とかいるのかな??「3次元自由形状設計システムFRESDAM」って何?後に同じ金型を使ったと思われるイヤホンがウォークマンにも付属したことがありましたが、音は全く別物だったような気が…。。
(SONYヘッドホン総合カタログ・1988年4月版より)

MDR-E484Dカタログ画像

こちらは少し後になって発売されたMDR-E484D、色違い・プラグ違い&付属品違いのバージョンです。
(SONYヘッドホン総合カタログ・1990年3月版より)

MDR-E888分解図

MDR-E888の分解図。部品点数多いです。ユニットが分解しやすい?と言われる原因はこれか!?
(SONYヘッドホン/アクティブスピーカーシステム総合カタログ・1995年2月版より)

E888ユニット比較1 E888ユニット比較2

E888ユニット開口部の比較。左から初期型(1995年購入・日本製)、中期型(2000年購入・日本製)、現行型(2005年購入・フィリピン製)。 初期型はスクリーンが黒色だったようですね。

角度を変えて見ると表面の仕上げも違うっぽい…?いや、初期型は単にスレてるだけかもしれません…酷使したからなぁ。。

E888コード比較 E888ユニット比較3

コード分岐部の比較。中期型(2000)から断線防止のためか、R側コードに補強が入ってるようです。

左が中期型(2000)右が現行(2005)。フィリピン製になってからSONYのロゴが細くいや薄く?なってるように見える…何だか偽ブランドの見分け方、みたいな感じです(T T)

試作品? 付属ケース3種

当初カタログに載っていた写真は試作品なのかな?実際の製品(中央・初期型)と比べてブッシング部分が異様に長く、ブッ飛んだデザインに見えます(笑)これの実物を見てみたい…

付属品3種。左からMDR-E484付属ケース、巻き取り式の傑作デザイン。中央がMDR-E888LP付属の物、あまりにおバカな構造だったので使ってません(笑)右はMDR-E484D付属のポーチ、発掘品のためぐちゃぐちゃになってますスマソ、、

MDR-CD900分解図

これはおまけ。現在国内のほとんどのスタジオで使われている、そして旧ソニヲタの私もこれで音盤レビューしている!?MDR-CD900STの原型、MDR-CD900の分解図。この頃のカタログは中身を惜しげもなく見せてくれて、物欲直撃でしたなぁ。。
(SONYヘッドホン総合カタログ・1988年4月版より)

MDR-CD900分解図

これもおまけ。当時すでに現場で使われていた、MDR-CD900のストレートコード特別版。この画像では見えないけどハウジング部「MDR-CD900」の下部に「CBS/SONY GROUP INC.」と辛うじて読めます。これは噂の「MDR-CD900CBS」ってヤツか!?
(SONYヘッドホン総合カタログ・1990年3月版より)

当方所有のE888の初期型、一応音は出る状態だったので聴いてみたら、こりゃヘタってるなぁ…高音落ちまくりです(泣)これと新品のMDR-E931とを聴き比べたら「E931の方が音がいい!」ってなるのも、無理はないか…。

なお、この記事のカタログ画像の著作権はソニー株式会社が保有しています。無断転載はご遠慮ください。

最近またポータブルオーディオ熱が上がっております。今や「ウォークマンの類」と言うよりは「iPodの類」と言った方がしっくり来るのかな?私は普段車で移動してるんでどっちかというと必要でもなかったりするんだけども、最近運動不足じゃないすか!ウォーキングですよ!いや散歩ですよ!いやこれは散策つった方がいいのかぁ?…と言い聞かせております、、一昨日入手したブツってのは、これのイヤホンだったんですよ……。

SONYのイヤホン3兄弟写真左から、一昨日入手のMDR-E888SP、中央がMDR-E931SP、右はE888の先代にあたるMDR-E484です。ライティングええ加減なので見えづらくてスマソ。クリックで拡大します。…つか、3本ともSONY製ですやん!ソニヲタか??はい、昔のSONYは好きでした。今は…世間の評判通りですな(笑)その証拠?じゃないすけども、上に見えるプレーヤーはウォークマンでもiPodでもないクリエイティブ製の安いやつ、先月入手しました。このプレーヤー小さいですね。CD/MDウォークマンの「リモコンだけ」に近い感覚?とりゃーえずシャツの胸ポケットに入れて以前から使ってたMDR-E888LPで聴いてたんですけど、やっぱコード長いなぁ、プレーヤーが小さい分余計邪魔だなぁ、リモコン用のショートコードのイヤホンに替えて、必要に応じて+延長コードという形にした方がいいよなぁ、、と思ってました。

私とE888との付き合いは長いんですよ。1995年発売直後に購入。5年間酷使した後2000年に再び同じ物を購入。それをつい先日まで使ってたんですけども、最近は使用頻度が低いとは言え、5年も使うとヘタってくるよね。あーー、ショートコードのイヤホンに替えたい、そろそろソニヲタ卒業?じゃないけども、今は「iPod効果」なのか、いろいろ安くて良さげなイヤホン出てるからなぁ…ゼンハイザーのMX500とか、AKGのK14Pとか…でもこれショートコードじゃないか…SHUREのE2cE3cも良さげ…外歩きながら使うから密閉型はちょっと恐いなぁ…最後まで気になったのがオーディオテクニカのATH-CM7です。SONYと同じネックチェーン式でショートコード+延長という構成。さすが国産だ!しかしこれ金属外装だからプレーヤーと一緒にポケットに突っ込むと傷だらけになりそうですね。しかも装着感にかなり個人差があるらしい?それよりイヤホンに1マン以上も出せないっすよ!ということで悩みながら見送り。…つか、今でも気になってます。お使いの方是非感想を聞かせてください。。

んーーここは三たびE888、これのショートコード版を買うしかないのかー?売ってる店少ないし安くならないんだよねぇ、、通販は不具合があったときに面倒だし…といろいろ調べていたら、どうやらMDR-E931というのがE888の1/3以下の値段で、ほぼ同等の音質らしい!?とのこと。ホンマかいな?試しに逝っとくか?と、写真中央のやつです。ショートコードはやはり正解でしたね!布巻きでしっかりしていて快適です。で、音質は?…なるほど、悪くはないな。ちょっと低音に癖があるけど、イコライザーで調整すれば何とかなるかな?(このプレーヤーには5バンドのグラフィックイコライザーがついてます)んが、しばらく使ってたら…んー、今一つ面白くない、中低音の響きが下品になってきて、篭もりがちです…ユニットの大きさはE888と同じはずなのに耳が痛くなってくるし…やっぱ3倍以上も値段の違う物を比べるのは無理がありますね、ショートコードの便利さを知ってしまったので、もうこれは買うしかないか?MDR-E888SP。

ということで一昨日、発作的に街へ出て店に駆け込みました。広島で売ってるのはここしかないか…安くねぇぞ!。早速店内のベンチで中身を取り出し、不具合のチェックも兼ねて試聴です……E931とはまるで違う、微炭酸のように爽やかにきらめく繊細な高音、量感はないけどしっかりとリズムを刻む低音。これだこれだこの音だ!!!長年親しんでいる音は違いますね。またこれかよ!て気もするけどね。現在はエージングでさらに安定した音になってます。

最後に写真右、MDR-E484について。1988年発売、E888の前の型になります。売価もほぼ同じ。これ、「たのみこむ」再生産を希望している人が結構いるんですね。ちょっとビックリ…いや実は私もE888を最初に買ったときに、それまで使ってたE484と比べてどうなんだろう?みたいな疑問あったんですよ。正直、E484の方が音よくね?って。でもE484はすでに生産終了で手に入らないし、これよく断線してたんですよね。(E888は壊れやすいという話をよく聞きますが、今まで断線したことは一度もありません。ユニット周囲のゴムリングが時々外れることはあるけど、ハメ直せばOK)潰れたらもう最後なのでE888をメインにした方がいいか、と…そのうちエージングが進んだのかE888の音に馴染んでしまったというわけです。引き続き保存中、勿体なくて使えない…。。

この記事を書くために再度3つのイヤホンを聴き比べてみたところ、E931はさっき書いたほど悪くはないかな?確かにパッと聴きE888に似たような音はする。でもよ〜く聴くと…あー、やっぱ違う!、値段を考えればオススメだと思います。。E888とE484は高音の伸びがほぼ互角ですね。E888の高音にE931の低音の美味しい部分をプラスしたのがE484、上品なドンシャリって感じですか、、E888に慣れた耳で聴くとちょっと不自然に聞こえる場合があるかも?ですが、やっぱイイわこれ。でも使うの勿体ない……以上、独断と偏見のイヤホンレビューでした。。

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