オーディオ機器: 2009年4月アーカイブ

V15+SL-1200MK3続報

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先日の記事よりType III/IV SASで歪む盤がある件は、アームの調整不良によるものと判明。SL-1200ユーザーのみなさん、アーム上部、水平方向のピボットが緩んでませんか?根元の可動部を指先で軽く揺すってみると、ガタガタしませんか?ピボットのビスを締めてガタが無くなる位置にすればいいのだが、あまりお勧めはしないでおこう(笑)…やっぱSASは、調整がデリケートだね。

アントレーのシェルは、結局指掛けのゴムを剥がしました。ゴムは簡単に剥がれたが、接着剤を除去するのが大変だった…前より芯のある音になったね。でもあくまでType IIIより落ち着いた感じを保っているのが、面白いね。

ターンテーブルシート、以前いろいろ試した時にコルクシートがいいや!とそのまま使ってたけど、やはり高さが足りない…Type Vだと問題ないんだけども、何故かType IIIやType IVではカートリッジ側が下がってしまうんですよ。

そこでホームセンターで3mm厚のゴムシートを入手。発泡でもハネナイトでもない、少し固めの天然ゴムです。30cm角のドンピシャサイズで598円だったか?こいつを丸く切ってコルクシートの下に敷いて、ゴム+コルクの2枚重ねにしてみました。

うぉっ、随分キレのいい音になりましたなぁ。低音がタイトで弾ける感じ、まぁゴム臭いっちゃゴム臭いんだが、高音のディテールも素晴らしい!ちょっと聞き疲れしそうな気もするんだけどね、決して情報量が落ちることはなくレンジが広がった感がある、、とりあえずType IVならこれでOKかということにしときます。

以上ざっと続報、アナログオーディオはキリがないねぇ。

V15 Type IV SAS

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もう2年近く前の話、ハードオフのジャンクで捕獲したカートリッジ、V15 Type IVの交換針をやっと入手したので、報告します。

V15 Type IVは1978年に発売されたカートリッジ、純正の交換針はとっくの昔に販売終了となってますので当然国産の互換針、今回もType IIIの時と同じく、JICO(日本精機宝石工業)製のSAS(Super Analog Stylus)にしました。型番的には「VN45HE(超楕円)互換」となってますが、針先の形状から「VN45MR互換」と言ってもいいか?

音質は…?

第一印象は「随分落ち着いた、マイルドな音だなー」Type IIIのようなゴリゴリした押し出し感は少なく安定感のある重低音、高音はパッと聴き曇りがちに聞こえるけど、よ〜く聴くと実に色っぽい音を奏でますね。ピアノの音がカラフルやわぁ〜。クラシックや弦楽器主体の音楽も、これなら十分楽しめるのではと思います。Type IIIのSASと針先はほぼ同じ物だから、実際聴き比べると微々たる違いだけどね…ここでType Vに替えると一気にパワーダウン?どこまでも広がるフラットな音ですよ。一言で言えばType IVは、Type IIIとType Vのいいとこどり?力強さを残しながらも繊細さを醸し出していて、各楽器の音がハッキリと分離している…個人的には一番安心して聴けるかな?まぁ針が新しいからいいように聞こえるのかもしんない、さらにヘッドシェルが全く違うから、当てにならない比較かもしんない…?

今回Type IVの針を入手したのは、Type IIIのSASで一部ボーカル等が歪む盤が出てきたから…針が摩耗してしまったか?ということなんだけども、Type IVでも歪む盤は歪むねぇ。Type Vの純正MR針では問題なく再生出来るので、針先の違いによるものかもしれません。針圧を1.5gにすれば改善されるから、まぁいいか?Type IIIのように針圧を上げても音がヘタレないのは、いいですね。

シェル取り付け部の謎

シェル取り付け部Type IVのシェル取り付け部をデザインしたヤツ、ちょっとここに座れ。何でこんなトンネルを掘ったんだ?…と、問い詰めたくなる形状(笑)とにかくビスやナットを装着して締め付けたり微調整したりってのが、非常にやりにくいんですよ。

そこでアルミテープを細く切って、トンネルの両脇に貼ってみました。ピカリングのシェルに付いていた六角のナットを使ってナット側が回転しないように固定、あとはビス側を締めるだけでOKです。Type Vは付属の六角ナットで同様に固定できる構造になっているから、恐らく改善要望などがあったんだろうね。当方、カートリッジ本体とシェルをしっかりと固定でき、且つ微調整がやりやすいことを最優先としておりますので、別にこのままでも難しくないもん!という方、またアルミテープによる音質の変化を気にされる方には、特にお勧めしてませんのでよろしくです。。

アントレーのシェルの謎

シェル上部今回はType IVについてきたアントレーのヘッドシェル(ES-10)をそのまま使用、アルミ削り出し?のしっかりした造りで、当時は評価が高かった物らしいんだけども、これがまたよく分からん、、

指掛けが分離式になっていて、シェル本体との間に青色のゴムが入ってます。ここで振動を吸収する意味があるんだかどうなんだか?おまけにカートリッジのビスをしっかり締め付けると指掛けからゴムがはみ出して、何かみっともない(笑)…このゴムはへたってるから剥がしてしまった方がいいのか、それともあまり締め付けないで使うものなのか、それともこんな高級なシェルは、私には使いこなせません!ということで、ピカリングのやっすいシェルをもう1個調達した方がいいのか??どうなんだろうね?

ダイナミック・スタビライザーの謎

Type IVとType Vについている、針の前方に降ろす小さなブラシです。反りの大きい盤等でノイズを抑制し、トレースを安定させる効果があるらしい?Shure社の説明によると「針圧およびアンチスケーティングを1.5gにセットすると、ダイナミック・スタビライザーが0.25gを吸収して、実際の針圧は1.25gになる」という、何ともトリッキーな仕様になってますなぁ。

問題はこれを使うかどうか?…Type V特に後期の針では音が激しく濁るというか、グジョグジョしたノイズが入って使い物にならなかったんですよ。今回のType IV互換針ではどうだろう?と試してみたら、グジョグジョこそないものの、どーうも無音部のノイズが気持ち悪いね。おまけにブラシが溝をトレースする音が聞こえたりするし(笑)やっぱダメだ?いや、ひょっとしたら役に立つ盤もあるのかもしれません。

JICOさんパッケージしっかりしてください!

SASケース2年前に入手したType IIIのSASには「説明書」「ご挨拶」「実測特性表」の3枚の紙が入ってましたが、今回は1枚だけになってますね。特性表がない!と思ったが、裏面に貼ってあったので安心。無駄がないのは、いいことだね?

それより針が入ってるケース、丸いドームの中にあるタマゴ形の小さいドームが外れて、針本体がコロコロ遊んでおったぞ!もっとしっかり固定できるようにしてもらいたいですなぁ。

JICO SASは現在新品で入手できるV15シリーズの互換針の中では、恐らく最高品質のものだと思います。こだわりの手作り品でありながら、近頃ボッタクリ気味な?ハイエンドオーディオとは程遠いリーズナブルな価格設定がいいですね…JICOさん、これからも作り続けて、アナログオーディオ文化を支えてください!!

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