デジタル一眼レフ: 2004年11月アーカイブ

一昨日(22日)やっと帰還しましたEOS 20D。同社の修理体制、サービスセンターに持ち込めば大体10日かかりますと言いながら実際は一週間で完了することも多かったですが、今回はバッチリ11日かかってしまいました、、ドツボってたのか?と心配してたんですが、結果は・・・「AFピント検査致しましたが、異常ございませんでした。製品規格内となっております。」だって。。何だと!?もちろん例のテストデータも添付したんですよ。嗚呼それなのに・・。いや実は「AFセンサーを清掃しました」との話、これ修理票に書いてないってのもおかしいんですけどね、果たして効果あるのかないのか?とりあえず様子見てみますわショボーン、と、受け取ってまいりました。帰ってきたのはEOS 20D本体、テストデータを入れたCD、修理票の他に紙が2枚。AFの苦手な被写体やAFモードなどに関する説明、コンパクトデジカメとの画質の違い(主にシャープネスの設定)などについて書かれています。

↓クリックで拡大↓
説明書き2枚 ホントに異常なし?
A4、2枚両面にわたって書かれています。カラーレーザーで出力したっぽい?ということは、あまりたくさんの枚数を用意してないのかもしれませんね。 あぁ〜せめて調整だけでもして欲しかったなぁ〜〜。

多分デジタル一眼について「像が甘い!」「ピントが合わない!」というクレームが相次いだためにこういう書類を作ったんでしょうね。そう言えば「仕事」先にニコンD70が入ったとき、やはりAFの苦手な被写体など同様の説明が書かれた紙が説明書とは別に付属してましたよ。どこのメーカーも大変なのかなぁ。。

何枚か試写したら今度はピント合うっぽい?のかなぁ??(実は夜景イルミネーションのテスト撮影などしました。後述の予定かも?)良くなったような気がする、気がする?気がするだけ??ということで、ここで再び「ダイソーテスト」ですよ!あ、「ダイソーテスト」の詳細についてはこちらをご覧ください、、

まずは前回と同じテスト条件、撮影距離約1.5m、レンズの焦点距離50mm、絞りf5.6、撮影光源は外部ストロボ(550EX、ディフューザー+バウンス)。レンズはEF28-105mm F3.5-4.5 USMEF50mm F1.8 IIシグマ18-50mm F3.5-5.6 DCの3本を使用しました。AFモードなんですが、以前は「ワンショットAF」でやってたんですね。しかし条件によっては「AIフォーカス」モードを使用した方がいい場合もある、との未確認情報?で、両方試してみました。

キヤノンEOSのAFモードは、半押しでフォーカスロック・ピント合わないとシャッター切れない「ワンショットAF」モードと半押し中ずっとAF動作を続ける「AIサーボ」モードの他に「AIフォーカス」という前者2つの自動切替みたいなモードがありまして、確か瞬時に2回測距して測距値が同じならフォーカスロック、違う場合はAFの動作を続けるというものだったと記憶しています。。

今回は画像を羅列しても面倒意味無し?ということで、中央・左端・右端の各測距点で3〜4枚づつ撮影した結果を×の3段階で「打率表」にしてみました。

凡例クリックすると元データのブロック部分を切り出したものが開きます。

○

…ピントが合っている

中央の「E」のブロックがはっきり写っています。

△

…ピントが少しズレている

A〜Iのいずれかのブロックにピントが合っている状態。(前後40mm以内のズレ)場合によっては気にならないかもしんない?

×

×…ピントが大きくズレている

画面全体がボケボケ、10cm以上のズレです。これは使い物になりません。。


ダイソーテスト・1回目結果(AF光源:白熱電球60W)
測距点 左端 中央 右端
AFモード ワンショット AIフォーカス ワンショット AIフォーカス ワンショット AIフォーカス
EF28-105 △△ ○○○ ×△△ △△× △△× ××
EF50/1.8 ○○△△ ○○○○ ○○○ ○○
シグマ18-50 ×××× ××× △△× △△△× ×× ×△△

あちゃー、全然良くなってないです、、シグマなんかダメダメですやん、いくら何でもこりゃないだろうと。。普段スナップとか撮ってるぶんには全く問題ないレンズなんだけどねぇ・・・条件を変えてみよう、部屋を明るくしてみたらどうかな?実は以前とほぼ同じ条件ということで、6畳の部屋に60W相当の白熱電球1個という状態だったんですよ。はっきり言ってかなり暗いです。ISO100、絞りf2.8でシャッター速度1秒くらいかな?(入射光式露出計で測りました)時々外部ストロボのAF補助光が光ることがあるので公正を期すために?あえてカスタムファンクションで補助光を切ったほどです・・厳しすぎなのかなぁ?(笑)ということで部屋の灯りを蛍光灯に変更、露出を測ったらISO100、f2.8で約1/8秒でした。ISO400だとノーフラッシュ手持ちで撮れる明るさ、これでもう一度テストです!なお、「AIフォーカス」モードは今一つ効果が確認できなかった?ので、再び「ワンショットAF」モードのみで撮影しました。

ダイソーテスト・2回目結果(AF光源:蛍光灯32W)
測距点 左端 中央 右端
EF28-105
EF50/1.8 ○○○○ ○○○ ○○○○
シグマ18-50 ×××× △△ △△△△○○

ぉ!部屋を少し明るくしただけで格段に良くなりましたよ!やっぱ暗い場所には弱いのかなぁ、、ついでに今度は真っ暗な場所で・・・本当に真っ暗だと何も見えないので辛うじてファインダー越しにブロックが見える程度の薄明かりですね、そしてAF補助光をオン、この場合カメラは完全に補助光に頼ってピント合わせをすることになります。さて結果は・・・?

ダイソーテスト・3回目結果(AF光源:外部ストロボの補助光のみ)
測距点 左端 中央 右端
EF28-105 ○○ × ○○
EF50/1.8 ○○○ ○○○○ ○○△△
シグマ18-50 ××× ○○× △△○○○

やはり補助光は積極的に活用した方がいいみたいですね。しかしシグマの左端はどうしたんだろうね?(笑)個体の問題かもしれません・・まぁ望遠端あまり使わないからいいか・・(広角端ではシャープに写るレンズだし)代替機のEOS 10Dも条件によっては時々ピント外すことがあったんで、あまりいい結果ではないけどまぁこんなもんかなぁ、とも思ってますが・・・ただ確実に言えるのは「EOS 20DのAFは暗所に弱い」ということです。メーカーが「製品規格内」と説明している個体なので間違いないでしょうね。本日早速再調整に出そうかと思ったけどもう少し様子見てみるかなぁ、て、これでいいのか?EOS 20Dユーザーのみなさん、どうなんでしょうね??ご意見お待ちしております。。

またもやカメラ話ですまぬ・・・あ〜〜20D早く返ってこないかなぁ〜〜、このままでは10Dが欲しくなってしまうではないかっっ!・・・んなこたーない、とは言い切れないところが恐いですな、、実写画像キボンヌ!?とのことで、とりゃーえず10Dの実写画像でもいっときます、これがねぇ、近ごろはめっきり「仕事」以外でシャッター押す機会が無くなってしまったちうか撮るものがない!!これはヤヴァイですね〜。さすがに人物写真をここで晒すのはアレなんで、風景や建物を撮ったやつなら大丈夫かな?ホンマかいな??元々「仕事」半分カメラテスト半分で撮ったもんやし、まぁいいか!?ということで、しょーもない写真でスマソ。なお、クリックすると元データが開きます。ラージファインで撮ったものなんで重いかもしんない?要注意でよろしくでっす。

試写画像 夕刻の某建造物。空がえらく濃ゆい色になったのでビクーリしましたよ。昔よく使ってたコダクロームの色をちょっとだけ思い出したりなんかして・・・これがEOS 10D+シグマの安ズームの色とは信じられないかも!?多分ISO400で撮ってしまったのが原因かもしれません、?、空に若干ノイズが出てますね。ん〜やっぱ感度下げるべきだったかなぁ〜。。
(元データ:約2.3MB)

試写画像 黒と白の、呑気でちょっと寂しげなヤツ。私が近寄ると向こうも近寄って来て、ジーとこっちを見るんですよね。これも意外とハイコントラストになっちまいました。。
(元データ:約1.9MB)

試写画像 こちらは修理に出す前の20Dで撮ったもの。800マンガソです!つか、これも建物反射系ですか?この時間帯の光、好きなんですよ(笑)こうして見ると20Dって10Dに比べて淡泊っつか色が薄いかも?と思ってしまいますね。条件が全然違うんで何とも言えないけど。ここの紅葉はすでに、ほとんど落ちてしまってます。夜になるとグッと冷え込む場所なんですよね。。
(元データ:約3.9MB)

ところで昨日、「コンパクトバッテリーパックCP-E3」てやつを買ったんですよ。ストロボの外部電源。550EXのチャージの遅さにはすっかり参ってたんだけど劇的に改善されてビクーリ!しかしこいつ、中途半端にコンパクトなんですよね(笑)ポケットに入れるにはでか過ぎるしストラップを付けて肩から下げるには小さ過ぎる・・・ちょっと収まりが悪いかもです。何か良いアイデアはないでしょうか??

前回ちょっと触れました「ダイソーテスト」その名の通り?同名の100円ショップにある材料で簡単に出来るカメラのピントチェックです。もともとは2ちゃんねるデジカメ板の「AF精度検証スレ」で話題になったんでしたっけ?先日(11日)修理に出す直前のEOS 20Dで早速敢行したので、その様子を紹介したいと思います。

ダイソーテストの材料 ピントのチェックだから定規か何かを使うのかな?と思ったら、実は方眼紙と将棋の駒を使うようです・・しかし私が行ったダイソー、将棋の駒が見つからない、、その代わり玩具のコーナーに「木のアルファベット ブロック」(対象年齢4才以上)なんて物があったのでこれを使うことにしました。材料費は合計210円(税込)也。。方眼紙は5mmのものがいいそうです。

こんな感じで並べます。 こんな感じでブロックを方眼紙の上に、前後に等間隔になるように並べます。この場合10mm間隔になってますね、方眼紙は2枚つないでます。これを真正面から中心の「E」にピントを合わせて撮影し、実際の画像を見てどのブロックにピントが合っているかで、ピントのズレ具合が確認できるわけです。

ブロックの前後間隔、撮影距離、カメラの設定などご自由にお試しください、とのこと。複数の条件を比較するためにはカメラを三脚に固定した方がいいかな?今回のテストでは「仕事」の人物撮影に近い?条件ということで、撮影距離約1.5m前後、レンズの焦点距離50mm、絞りF5.6、中央および左右端の測距点に「E」のブロックを持ってきて「ワンショットAF」モードで撮影しました。AF動作時の光源は白熱灯、撮影光源は外部ストロボ(スピードライト550EX、ディフューザー+バウンス使用)です。レンズは例の安物コンビEF50mm F1.8 IIシグマ18-50mm F3.5-5.6 DCの他に50mmをカバーするということでEF28-105mm F3.5-4.5 USMEF28-70mm F3.5-4.5 II(←古いレンズです。でもなかなか画質いいです)を使用しました。まずはEF50mmの結果から・・・。

↓クリックすると元データのブロック部分を切り出したものが開きます↓
EF50mm F1.8 II
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点

さすがに中央の測距点はピント合う率が高いですね。このカメラはF2.8以上の明るいレンズをつけると中央のAFセンサーがより高精度になるらしいです。(でもたまに外したカットもあったかな?)で、左右はというと・・・ありゃりゃ??てなわけで、他のレンズの結果は以下の通り。

EF28-105mm F3.5-4.5 USM (50mm)
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点

EF28-70mm F3.5-4.5 II (50mm)
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点

シグマ18-50mm F3.5-5.6 DC (50mm)
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点
左端の測距点 中央の測距点 右端の測距点

28-105mmは元々1〜2cm前ピンの傾向があるのかな?と思ったら現在手元にあるEOS 10D(代替機)では微妙に後ピン気味だったりして、謎ですなぁ、、28-70mmはかなり古いレンズなんでAF精度はちょと怪しい?気もするんですが、他のレンズが前ピンばっかなのに対して後ピンのカットがありますね、でもピントの合った部分、50mmF1.8に負けないシャープな画質なんで再度見直しましたよ。それに比べてシグマは・・・50mmF5.6というとテレ端開放になるんで、画質の面はしょうがないかなぁ、、それ以前にピントズレ過ぎ!ありえないです!(『ワンショットAF』モードだからピントが合わなければシャッターが切れないはず、なんだけど・・)よ〜く見ると方眼紙の端やそれを置いている台の部分にピントが合ってるっぽい?んで、恐らく10cm前後の前ピンだと思います。ブロックの前後間隔を広げた方がよかったかもですね。。

最後におまけ?、代替機のEOS 10Dを手にした感想。まず最初に思ったのは「デカい!」いや10D自体は以前店頭で「いいなぁ〜」と弄ったことは数回あるんですけどねぇ、これを「デカい」と感じたのは今回が初めてでした。デザイン的にはD30/D60を膨らませた?感じですからね(笑)それにしても不思議な感覚。そしてしばらく弄り回したりシャッター切ったりしてみたところ、何か20Dより上品だなぁ?、シャッター音も静かだし、丸みを帯びているし、デカいし?、動作もゆっくり気味だし??・・・画質はもちろん、今でも文句なしですね。。高感度時は20Dの勝ちのようだけど、20Dに比べてレンズの色収差が出にくい、データも軽い?などなど、メリットはありそうです。あえて新機種の後で旧機種をチェックするってのも面白いもんです、サブ機として?ちょっと欲しくなってしまいました(笑)その前にこれも「ダイソーテスト」してみるか?一昨日の実戦投入ではピントは問題なかったけど、何つっても「ダイソーテスト」の発端になったような機種だからなぁ、こわいこわい・・(笑

先日インプレッション書いたばっかのEOS 20D、いきなりですが、やっちゃいました!やっぱAFが不安定なようです。0.5m付近の近距離や無限遠近くでは結構ピント合うんで「素早くバシッと決まるAF」などと書いてしまいましたが、1〜1.5mあたりの撮影距離で激しい前ピン(10cm以上)が頻発、まさに「素早くバシッと外してくれるAF」状態であります(笑)・・・人物撮影でよく使う距離だからねぇ、これでは「仕事」にならない、これから撮影立て込むしなぁ、、ということで、昨日メーカーのサービスセンターに持って行きました。一般的にカメラの修理は、症状がよく分かるものを撮影したデータやフィルムを添付して渡した方がいい、と言われてますよね。で、前日はそれ用のテスト撮影、某スレで話題になった「ダイソーテスト」と呼ばれるものを行いました。この模様は週末にupする予定。(画像多いもんで・・・)結果は、、「ダイソーテスト」以前のズレっぷりでしたね。ダメだこりゃ。。

修理出してる間の「仕事」どうしようかなぁ、、と心配だったですが、事情を説明したら代替機としてEOS 10Dを貸してくれたんで助かりましたよ。。軽く試してみたら多分今度はピント大丈夫じゃないかなぁ・・?この10Dでも「ダイソーテスト」やってみるか??(こわいこわい・・笑)しかしD30→20D→10Dという順番で手にしてみた感覚ってのも、面白いもんです。この話も週末にするかな?

どもです!5日〜6日と大学祭のスナップ撮影、7日はバターリ休んでますた、いや、部屋を片づけたりとか・・・模様替え戦、ほとんどリフォームに近い形になってるんですが、恐ろしくマターリ進行中です。すでに隣室にパソコン・オーディオなどの主要な物は移して、一応仮設置ながらすっかりくつろいでおります。このままずるずるとやり過ごす予定・・・あ、まだレコードをこっちに持ってきてないか、、これをいかにタイミングを見計らって?ちゃっかり持ってくるかが、今後の課題ですなぁ、、(笑)ということで、例のレポート簡単に逝きまっす、、

EOS 20D EOS 20D

入手して2週間以上?その間実戦投入数回、すっかり馴染んでしまったかも?の感がありながらもまだまだテスト撮影しなきゃいけないなぁ、とも思ってるEOS 20D、遅くなってすみません・・・興味ある方はすでにあちこちでレビュー記事や掲示板などチェックされてると思いますんで、ここは以前から使い倒したEOS D30との比較をメインに、簡単に個人的感想を述べさせてもらいたいと思います。。しかしこの角度から見るとカコイイんだかカコワルイんだか分からない画像ですなぁ(笑)え?レンズが安物だからですか?右の画像がトップ絵でドアノブにかかってるやつの正体です。

ファーストインプレッション→シャッター音
これ入手したばかりの時に「外観や触った感じはEOS D30に近く今一つフレッシュ感に欠ける?」みたいな事をコメントしましたが、これは即実戦投入という点で非常に助かりました!で、シャッターを切るとまるで別のカメラですか、シャッター音は以前「パキャパキャ」と表現しましたけど実はちょっと違うかなぁ?・・・カメラ構えた状態で聞くと巻き上げ音?いやシャッターチャージ音がよく聞こえます。EOS-1Vに近い?いや、離れたところから聞くとミラーの動作音がEOS 5に近い感じで聞こえるかもしれません・・・う〜ん表現しにくいなぁこの音、でもEOS D30より大きな音が出るのは間違いないですね、静かな場所での撮影ではちょっと気になるかもしれません。タイムラグが改善されているためかシャッターの切れ味?自体はなかなかいいですね。。微妙だけどどちらかというと気持ちいいかもしんない?音だと思います。
マルチコントローラーの操作性はどうよ?
今回新しく追加された「マルチコントローラー」ジョイスティックの小さいやつみたいな?アレですが、やはり前評判聞いての通り?ちょっと慣れが必要ですね。私は早速これを測距点選択に割り当て、以前から「仕事」で使ってたニコンD1に近い形で操作できるんで満足してるんですが、斜め押し?で菱形に並んでいるAFフレームの辺の部分(合計4点)を選択するのが非常に難しいです。あまり使わないからいいか・・・実質5点?D1と同じだ(笑)一度測距点選択に割り当てたけどやり辛いので元に戻した、という話も聞いたことがありますけど、どうなんでしょうね??もうちょっと形状に工夫が必要かもしれないです、コントローラーの先端に「ポッチ」のような物をつければかなり良くなるかもしれません。今度やってみようかな??あと、縦位置グリップでも操作できるようにして欲しかったです。。
露出・調光・WBはほとんどオートでバッチリ!
正直、今まで使ってたD30もD1も、これらのオート機構がまったく当てにならないんでうんざりしてたんですよ。やっぱデジタルになるとその辺難しいのかなぁ、、?と。。例えば人物の腰から上を画面一杯に入れたとき、以前は服の色に引っ張られまくりでした。ストロボTTLに至っては調光が激しくばらついてまったく予測がつかない状態・・・でも今回の20Dは、こんな事はほぼ皆無ですね!ほとんどのシーンはオートでバッチリだと思います。でも条件によっては希に露出がズレることもあるんでモニターでチェックして補正したり、ストロボに関してはカスタムファンクションでE-TTL II 測光モードを評価測光から平均測光に変えた方がいい場合もあります。(これもっと簡単に設定できるようにして欲しいなぁ・・)完成の域まであと一歩かな?ちなみにモニターの再生表示、INFOボタンで画像のみ→簡単な撮影情報入り→ハイライト+ヒストグラム+詳細な撮影情報、という風に切り替えできるんですが、これ前回設定したモードがそのまま維持できるんですね。こまめに撮影→チェックを繰り返すようなときなど、慣れたら便利かもしんない?です。
電池の持ちと書き込み速度もイイ!
電池の持ちはD30と比べてかなり良くなってると思います。バッテリーグリップBG-E2にD30で1年ほど使い古したBP-511(Aじゃない旧型のやつ)を2本入れてるんですけどこれがなかなかなくならない・・。先日のようなスナップ撮影では大体1日で250〜300枚ほど撮るんですが・・あまりハイペースじゃないすね(笑)でも暇を見てはモニターで何回も画像チェックしてたんで、それなりに電池は消耗しているはずです・・んが、残量表示は満タンのまま変化なし、家に帰って充電してみると1時間弱で2本とも完了しました。D30では1日でちょうど2本使い切る直前?みたいな感じだったんですよね。ちょっとビクーリ。以前から電池の持ちがいい!と評判のソニーのAPSサイズCCD搭載機(ニコンD70・D100、ペンタックス*istDなど)とEOS 20D+BP-511Aを比べたら、どうなんだろう?気になります。。それから書き込み速度、私が持ってるコンパクトフラッシュはハギワラVシリーズ、レキサー12X、サンディスク無印(Ultraじゃない)と安価な低速タイプばっかなんですが、少々激しい撮影でも大丈夫そうな?印象、D30で「ペソリペソリペソリ・・・あれ?シャッター切れなくなった」てのを何回も経験してたのが夢のようです。今度はスポーツ系の撮影をやってみたいなぁ・・・。
で、肝心の画質は?
まずは高感度時のノイズの少なさ。D30はAPSサイズで300万画素というバカでかい画素ピッチのためか?元々高感度には強いカメラだったですけども、それでも常用感度はISO400が限界。暗いところは無理して800かな?て感じでしたが、それが1段upしましたね。常用ISO800まで、場合によっては1600、いや3200もOKな場合もあるかな??先日のスナップで一部、ISO400のつもりが間違えて800で撮ってしまったのがあるんですが、これEXIFを見るまでまったく気がつきませんでしたよ。。それから以前心配したとおり?画素数が上がった分レンズのアラがよく出ます(笑)色収差、てやつですか?画像周辺部で、輪郭に赤や青が浮いて出るあの現象が特によく見えますね。レンズがねぇ、、これまた安物しか持ってないからなぁ・・。しかし画質では定評のあるEF17-40mmF4Lのサンプル画像を見ても色収差出るときには出てるんで、こんな物なのかなぁ・・・でもやっぱこのレンズ欲しいです!!しかし800万画素になるとデータが重いですね、私のぼろMacがヒィヒィ言ってます(笑)「仕事」のスナップとか、大伸ばししない写真なら400万画素のモード(ミドルファイン)でも十分かな??
AFも良くなった?いやどうかなぁ??
D30と比べると素早くバシッと決まるAF、少々暗いところでもOK。これは助かります、AE・AWBの精度向上とともに、これは良かった!と思ってます。精度の面でも問題なし、EOS 10Dでよく言われたピントがずれるという問題は起こっていませんが、これは静物や風景などでの話。人物などの微妙に動く物を薄暗い場所で、しかも端っこのAFフレームを使って合わそうとしたら、レンズによってはピントを外すことがあるようです・・・ちょうど例の個人写真がこんな感じなんですよ、ものすごい悪条件・・・これについては現在検証中です。あと逆光になると相変わらず迷いやすい?ことがありますね。やっぱ悪条件に弱いのかなぁ、、こういうときは思い切ってマニュアルでピント合わせた方がいいかもしれません、ファインダーも見やすくなってることだしね・・・て、ハッ、あのキヤノンがファインダーを改良したのはこういうことだったのか!?(笑

以上、簡単に、とか言いながらズラズラ書いてしまったな・・駄文失礼しますた。

安物レンズコンビ!最後に私がよく使っている、究極の安物レンズコンビ!?を紹介します。(右の画像をクリックで拡大)左がシグマ18-50mm F3.5-5.6 DC(デジタル一眼専用)売価約16,000円。右がEF50mm F1.8 II、売価約9,000円。ぉぃぉぃこんな物で「仕事」するなってか?(笑)でも値段の割には非常によく写るレンズだと思いますよ。他にも昔から使い込んだ物、ジャンクに近い爆安で入手した物など安レンズが数本ありますので、またの機会に出来れば作例も含めて紹介したいと思ってます。しかし疲れるねぇ「仕事」のスナップ撮影は。肉体も精神もボロボロになります・・・この話もまたの機会にするかな??

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