「初音ミク」騒動、まーだやってるですか!?そろそろ飽きたんじゃねぇの?…いやいやいや、この騒動は「初音ミク」にとどまらず、現在のネット社会周辺に存在するあらゆる問題を浮き彫りにしております…と、某ステの古館みたいに、大げさに言ってみるw
- 「意図的削除はしていない」が…… 謎深まる“消えた初音ミク”問題 (ITmediaニュース)
結局Googleのイメージ検索は、無事表示されるようになったんだっけ?何でも手動で復帰したらしい?ご苦労様ですm(_ _)m
前から気づいてたんだけどあのイメージ検索、例えばタレントやアニメキャラの名前で検索しても、そのものズバリの画像が出てこないことがあったんだよね。出てきたとしてもオフィシャルサイトの画像は後の方で、トップにはニュースサイトの記者会見の画像とか、個人ブログの記事などが引っかかることが多い…通常のウェブ検索ではオフィシャルサイトがトップに表示されるのに、何でやろ?…多分私の勝手な推測、著作権的に問題のある、版権ものっぽい画像は自動的に順位を下げる処理がされてるんだと思うんですね。今回は「初音ミク」がそれに引っかかってしまったんではないかと。「検閲」じゃなくて、Googleが不当に訴えられないための防衛策ではないかと思っております。
つまり、著作権に配慮したために我々ユーザーは不便を強いられているわけで、「著作物を利用する権利」というのは全く守られてないんだなぁ、と…しかし現状はまだマシな方で、万が一著作権法が非親告罪化、ダウンロードが違法化されたらどうなるのか?下手な検索結果を表示したら、今度こそGoogleが逮捕されてしまう!?もう版権ものは一切検索出来なくなってしまうのか??恐ろしい話ですなぁ。
- 「自由」とは何か (音楽配信メモ)
誰かの「我儘」のために、他の誰かが迷惑を被ることがあってはならない。だから法による規制があるんじゃないかと思ってます。著作物が不当にコピーされることによって、著作者が不利益を被ることがあってはならない…そういう意味で、私は現在の著作権法は(一部を除いて)まぁそこそこ適切に運用されているんではないかと思いますよ。あくまで「親告罪である」という点が大きいですね。
著作物を売って商売してる人から見れば、少々の著作権侵害があったとしても、売り上げが上がればいいんじゃないかと…だからグレーゾーン、と言うかある程度「黙認」している著作者もいるようですね。古くは同人誌の世界がそうだったのかな?現在はYouTubeやニコニコ動画などがその一例。ネットユーザーが盛り上げて、宣伝してくれればいい、でも「ある一線」を超えちゃダメですよ。一線を超えて著作者が損をする事態になったら、その時は徹底的に取り締まります。そしてその「一線」は、各権利者が販売戦略に応じて自由に設定することが出来る。もちろん設定を間違えば業界自体が衰退することもある…こう書くと何ともフェアな?現著作権法、非親告罪化されるのは、権利者にとってもいいことにならないんじゃないかなぁ。
要は売れればいいじゃん、宣伝になればいいじゃん、ということなんだけど、何かそうはいかない事情、そうなるとまずい連中がいるんですか??…次回に続くかも。