先日の明瞭系フォント比較記事について、シカゴ・ブルースさんがさらに詳しい比較をされています。
メイリオは他のフォントに比べてかなり行の高さが大きいようですね。MeiryoKe系で少し低くなったものの、MSゴシックなどと比べるとまだ高いみたいです。「設定」や「プロパティ」の画面で下部が欠けることがあるのはこのせいだったのか!?…個人的にはあまり気にならないけど、要注意かもです。しかしVistaが普及し始めるとサイトを作る側も大変ですなぁ、と人事のように言ってみるんだぜ!?…当方line-heightは150%くらいが標準かな?と思ってましたが、見直さなければならないかもしれませんね。
次にMacのフォントについて。
メイリオついでにMacのOsakaフォントも比較しました、OSXのテキストエディットでの表示が↓これ。
ありゃ?Osakaって「詰め」が入っとったかいな?…と、Mac OS 9(Classic環境)のSimpleTextで再度比べてみました。
お馴染み12ptのビットマップ表示。こちらは「詰め」なし、英字部分のみの違いで間違いなかったようですね。やっぱOsakaは読みやすいなぁ、ビットマップ形式のスクリーンフォントとしては傑作だと思います。てか、ちょっと懐かしい…「Macの見やすいOsakaフォントをWinで使おうプロジェクト」ってのがありまして、ビットマップで使う人とClearTypeで使う人両方おられるようですがどちらも「詰め」の入ってない形が基本みたいですね。メイリオもそうであるように、画面上で見るフォントは日本語「ベタ組み」英文プロポーショナルというのが一番読みやすいのかもしれません。
ところでMac OS Xのシステムフォント、メニューやアイコンに使われてるのは何だ?…ヒラギノかと思ったらカナや英字がちょっと違うぞ!?
メイリオっぽいっつか、それを言うなら「フォーク」だろが!と、DTPな人に言われそうだな(笑)こちらも美しいフォントです。
まずカナ部分、システム/ライブラリ/Fontsにある"AquaKanaRegular.otf"および"AquaKanaBold.otf"がその正体のようです。ひらがなとカタカナしかない特殊なフォントファイルで、そのままダブルクリックしてもプレビューできません。英数字はLucidaGrande(Windows XPにも同じフォントが入ってますね)そして漢字がヒラギノ角ゴ…なんと3種の合成フォントになっているんですね。他のアプリケーションでも是非使いたいんだけど、何かいい方法はないもんかなぁ…。
こんばんは。コメントとトラックバックありがとうございました。
こちらの記事にトラックバックを送ったのですがうまく受け付けてくれないようですので、記事のリンクを載せておきます。
「ClearType Tuner」
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-115.html
上の記事に書いたことと関連するのですが、他の人がキャプチャーした画面のフォント画像を私が自分のディスプレイで見た場合、そのフォントの見え方はその人がその人のディスプレイで見ている実際の見え方とは異っているはずで、そのフォント表示の質(きれいだとかにじんでいるだとか)をどこまで客観的に判断できるのかなあ、などということを考えています。画像として表示されるものは実際のフォントとは中身(ドットの配置等)が違っているような気がするのですが。それともまったく同じなんだろうか。
どもです!ClearType Tuner、私も使ってます。線の太さ(?)が自由に設定できるのがいいですね。
当方Macでは古いCRTを使っているのですが、確かにそれで見るメイリオのスクリーンショットは、ノートの液晶とはちょっと違うような気がする?大まかなイメージが伝わればいいかと思ってます。「自分が使っている他のフォントと比べて」というように、相対的な評価は出来るんじゃないかなぁ。